昨日の日記に送られてきたコメントを読んでほしい。メダン(インドネシア)に滞在する河北典生さん(カメラマン)から送られてきたメールを彼の友人がまとめたものだ。
マスコミが報道しない現地情報には驚く。
原油を埋蔵するアチェを独立させたくない政府はこの災害を利用してアチェの住人を見殺しにしているらしい。
津波で10万人近い人々が亡くなった町は泥で覆われ、海外からの援助食料も現地へは届かない。(地元の人々は援助物資が軍の食料庫に密かに運ばれてしまうと噂している)インドネシア政府は軍隊だけ送って軍の食料を送らず、被災者の食料が軍に消費されている。
軍は遺体の運搬にワイロを要求し、金持ちが優先されるという。救援に行きたい家族たちは軍隊のレイプを恐れ、女性は躊躇している。
国営のガルーダ航空は通常の2倍の料金を課し、すべてを失った被災者には乗れるはずもない。
※津波前後の航空写真。
この現実をいったいどうやって受けとめればいいのだろう。
10年目の神戸、そしてスマトラ地震の人々にこの鎮魂歌を捧げる。
「Happy end of the world」
風の真ん中に立って
崩れ落ちた街をながめている
ひび割れたハイウェイ燃え上がるポリスカー
黒こげの母 血まみれの子供たち
だけど Woo 見ている 少年のまなざし
目を閉じないで 傷ついた兵士よ
横たわるビルディング がれきの中から
一本の腕が空をまさぐる
Happy end of the world
風の真ん中を走り 愛しい人を探し続けている
微笑みながら死んでいった少女の
胸に大事そうに抱えられた人形
だけど Woo 聞こえる 少女のささやき
耳をふさがないで 名もなき兵士よ
鉄条網に縛られた世界を 流れゆく雲が空で笑っている
Happy end of the world
風の真ん中で目覚め 明るい絶望が胸をしめつける
死体であふれた川の水面に 生まれたての朝日がきらめく
Itユs begin of the world