恐れていた目の手術の日ががついにやってきた。色々情報を集めていたが、集めすぎて怖くなっていた。

5月27日、家内に付いてきて貰い、9時に受付。書類をチェックしてもらい、入院相談窓口へ。保険証等を提出し手続き完了。



病棟の前で、家内とはお別れ。

入院の注意事項等のレクチャーをビデオを交え30分程。

大学病院は仕事が細分化されてますねー。看護師さんにリストバンドを付けてもらう。こういう場所では取り違えなんかもあるんだろうねぇ。次々にやって来る患者を流れ作業で捌いていかなければならない。僕はIDの1つ。


ガンでも網膜前膜でもシェフがオムレツを作るように捌いて行かなければならないのだろうね。


入院初日は眼底検査、撮影の検査を少々。診察を受ける。手術問題なし。あしたやるぞ〜。とのこと。


もうドキドキです!ゲロー


今、コロナで病棟は閉鎖されてて、下階のコンビニや喫茶店には自由に行けない。


診察室に行く時がチャンスなのだが、金庫のナンバーをイジってしまい、財布が出せない。滝汗


とりあえず、診察から帰り、鍵を開けてと頼むが、あなたは誰?と怪しまれる。間違って、向かいの脳外科の病棟に行ってしまったらしい。


よくあることだと笑われたが恥ずかしい。ゲッソリ

ここへは昔何ヶ月か入院してた。有る意味懐かしいが、もうこちらへは来たくない。あの時は生死の線の上に居たんだね。真顔


眼科の病棟に戻り、金庫を開けてもらい、ローソンへ。朝の食事は5時前までとの事でおにぎりとチキンを買う。チキンは腹持ちがいい。空きっ腹で、痛いことをされるのはなんて真っ平ゴメンだ。テレビカードも買って置こう。


病院の食事は意外にいける。前回入院時には手術後ラーメンもメニューに入っていたのだが、手術が成功した途端、糖尿病メニューに切り替わり、食わせて貰えなかった。死ぬんなら好きな物を食わせてやろうということだったのか?


今度は短期なのでメニューに入っていない。


もうここへは来たくないけど食ってみたいメニュー。ニヤニヤ


最近テレビはあまり見ない。手持ち無沙汰なので、アマゾンプライムでエレメンタリーホームズを見る。前回入院時は、テレビしか無く、脳の手術前なのに、手術直前に朝ドラの純と愛でストーリーが脳腫瘍の純がどんどん悪くなる展開。やめてくれー!と思ったことを思い出した。チーン


当分の間ふろには入れないようなので、シャワーをする。


一日目は古典ラジオを聴きながら寝落ち。


手術当日。4時頃に目を覚まし、おにぎりを食う。コインをチェック。前日とあまり変わりなし。


少し寝て、6時前に友人とライン。かわいい看護師さんに介護してもらえとのことだが、目が見えないので、可愛いかどうかははっきりとしない。残念。


時間が来て歩いて手術室へ。家内も来てくれている借りていたイヤホンを返す。手術の間、NCISを多分見ている。最近家内もNCISと

クリミナル・マインドにハマってる。海外ドラマ見てると日本のドラマが陳腐に見えて、もう見る気がしない。真顔


時間が来て、麻酔を点眼。手術室に入る。あんな目薬で大丈夫かと思っていたが、その後追加で目薬。目の麻酔って痺れるわけでもなく効いているかどうかも分からない。


顔を手術用の布で覆われ、左目だけ出される。大体の手順はネットで見ていたが、先に白内障の手術をしたようだ。切開し、横からレンズを入れ込む感じ?全部見えているが、何をしているのかは良く分からない、イジる度に視界が歪んだり、引っ張られたり。


痛くは無いが、目玉が引っ張られる感じはする。嫌な感じ。ずっと見えていた天井の灯りが消され、視界が暗くなる前膜を剥がす工程に入ったのだろう。何かハサミムシの尻尾のような物がシルエットで見える。


先生のヨイショ、ヨイショというような声が聞こえる。一度『こんなんてある〜』というような声がしたような。何、何が起こったと聞きたいのだが、口の周りはテープで貼り付けられており声が出せない。




まさにまな板の上の鯛だね!ゲロー


結構長い時間を掛けて(のように思えた)前膜除去は終わり、最後に網膜裂孔の手術。レーザーかなんかで焼付ているのだろうが、これもかなり撃ってる。眠くなってきて寝そうなのだが、寝てもいいとは聴いておらず、口も聞けないので、頑張る。


寝そうになるたびに足の先を動かしたりして足掻くが、動かないでと注意される。ツラーイゲッソリ


こうなったら見られるものは全部見ておこう!真顔


と頑張ったが、本当に眠りに落ちかけていたその時、「明かりを点けて」の医師の言葉で明かりが点けられ、手術はやっと終わり。顔の前の布はどうやら、両面テープで貼られているようで、「眉毛の流れに沿って取れ!眉毛取れちゃうぞ」と助手に具体的な指示がされている。こんだけ強いテープなら口も聞けないはずだ。


結局90分程で手術は完了。黄斑前膜だけで一時間ぐらいとネット情報ではなっていたので、白内障と網膜裂孔の2つを追加してでの時間としては速いように思える。


全体として痛みはほとんど無く、だんだん慣れてきて、眠りそうになる。黄斑前膜はこそぎ落として取らなければならないので、どれぐらい取るかは、医師の個人差が出るとのこと。丁寧にやってもらえたかと思う。


結構体に力が入り緊張している。たまに意識して脱力してみるが、またカチコチに。


声は聞こえているので、いまどんなことをやってあとどれぐらいと言ってもらった方が安心するのではないかと思うが、悪い方に行って、いきなり黙られるより良いのかな?


家内の出迎えを受けて病室に帰る。眼帯で塞がれているので、片眼は見えないまま。メガネもかけられず、いよいよ美人の方は発見できそうに無い。


終わった〜。一番怖がっていた事は終わった。ニヤニヤ


家内に迎えられ、病室に戻る。やはりNCISを見ていたみたい。ウインク


一話分だったとのこと。


前回の頭の手術の時は20時間ほどかかって、夜中に終わった。同じ日に待ち合い室で待っていた隣の家族は、患者さんが亡くなり、重苦しい雰囲気だったらしい。ゲロー


家内もベテラン看護師で学校を出てから京大脳外科で修行していたそうだ。その間同じ症状で生きて帰った患者さんは見たことがなく、こいつも死ぬのかなーと、少し感じていたみたい。


その後故郷へ帰り、脳とは違う方面へ進んだので、本当に医学の進歩ってやつに驚いたとのこと。僕って本当に運のいい男。釣りも普通に出来る。


それから比べると今回は目一つ。死にはしないからダイジョーブ。というのが家内の認識。ウインク


病棟の扉の前で家内とはお別れ。今日は安静。


受けてみると、確かにそれほど痛くは無く、切ったり突かれたりはなんと無く解るぐらい。

どんな感じかは、説明しにくいので、おぼえている内に書いて置く。僕も体験者のブログを探し回ったので、ほかの方の参考になるかもしれない。真顔


恐れていた魔のガス注入、うつ伏せ寝は免れた。本当に良かった。あれは網膜の剥離の恐れがある人への処置なんだね。真顔


直後は痛みもなく楽勝と思っていたが、麻酔が切れると痛くなって来た。堪らず、痛み止めを貰った。チーン


だんだん効いてきて、痛みが和らぐ。でもあんだけ切られたり突かれたりしているのに痛み止めってこれだけ効くんだなと感心する。



見えるのは天井だけ。


仮想通貨は下がりかけている。ヤバそう。滝汗


でも大学病院の看護師さんってテキパキしていて出来るって感じだね。病人のあしらいも上手い。たまに来る丁寧すぎる感じの人は新人なんだろうね。


医者の先生も担当医と指導教官の執刀医の2人体制なんだろうね。初診の時も先に担当医が見て、教官が見たあと、もう一度担当医の診察。ここを見落としていると指摘されたんだろうね。もう一度診療室に呼ばれ、手術の追加箇所を教えてくれた。


どの世界も才能と経験の両方が大切なんだろうね。わかっている人にはひと目で分かる。


8年前、頭の手術を執刀してくれた先生は調べてみると、スーパードクターとしてネットで紹介されていた。


その下についていた担当医の先生も8年経って執刀医として、一人前になったのだろうか。


インターンの医学生とも話をしたが、彼は医者になったんだろうね。


感慨深くもあるが、今日はラーメンも食えないし、眠たいので寝る。真顔