ある日
ある地方都市
あるビル内にて


時刻は8時40分
ゆーきが眠そうに支社に
入ります。
バタン
ゆーき「さて、と、掃除機から
かけるかな・・」

掃除機を かけて  ゴミを出しをしようと
支社から出るために扉をあけると・・

入り口に女が立っている・・

ゆーき「ひっ!びっくり
気配を感じ取れず 驚いたのか
素がでてしまう ゆーき
ゆーき「だれ!?」

女「本日からお世話になります。・・」

よく見ると 若い・・目が大きく鼻筋がハッキリした 凄まじく綺麗な女性だ
橋本環奈のような感じ 名前はカンナさんと
します。

しかし、なんだろう、表情がない・・
卑屈さは感じないが ダークでなんだか静か

家政婦のミタ?もしくは 綾波レイ
みたいなイメージ・・です。


女「本日から事務の仕事をします。
    よろしくお願いします
    カンナといいます。」

ゆーき一歩さがる

ゆーき「はあ・・よろしくお願いします。」
いくら美形とは言え、幽霊のような
存在感が薄い
得体のしれなさに・・たじろぐ、ゆーき



カンナ「本日から私が掃除をします。
    8時45分に来るよう 
    支社長に言われました。」 


チラッと ゆーきが時計を見ると 
 彼女が
 入り口に来た時間は 寸分も違わず
 8時45分でした  
 時間に超正確だ・・
 お前は家政婦のミタ?ミタなのか?


 掃除道具を運ぶカンナ・・  

 ・・ス・・・ス・・ (カンナの足音)


 ゆーき「・・・」
 
 なんと、カンナ 歩く際 ほとんど  
 足音がしません・・

 ゆーき恐怖で固まってます。・・

 

 カサ カサ  パタ パタ
 ウィーン

 お掃除ロボットの
 ルンバのように無表情に
 作業をするカンナを見て
 また変な人が増えたと
 思う
 ゆーきでした。
   
 ゆーき「あ、昨日面接を受けてた方ですね?」
 カンナ「ハイ」無表情
 ゆーき「あ、ゆーきといいます。
     よろしくお願いします。」
 カンナ「ハイ」無表情
 ゆーき「・・・」

 心が無いような表情で 返事をする
 カンナを見て
 これ以上会話は無理だと
 察して 作業に戻るゆーきでした。

 ・・ス・・ スチャ ←椅子に座る音
 カタ カタカタ カタカタ 

 
 
 掃除が終わり パソコンで事務作業を
 始めるカンナ もはや
 パソコンと一体になったように
 作業に集中してます。

 支社がちゃんとできた事で
 事務員を雇う許可が本社から
 降りたようです、おかげで
 男性しかいない
 職場に初めて女性がくることに 

 後で知るのですが
 事務員の男女社員は
 同じ本社や支社の社員でありながら
 何故かブラックでないのです。
 朝礼にも参加しませんし
 8時45分から18時までの勤務で
 定時上がりで、土日祭日休み です。 
 それでいて 
 給料は300万もらえるらしい
 残業まったくなしなら
 かなり高待遇だと思います

 ただ、ほぼ
 昇給はないらしい・・
 
 謎だ・・

 また、カンナのおかげで ゆーきは  
 8時半に来てたのが
 8時50分でも大丈夫になり
 その20分だけ、睡眠時間にまわせるのでした。

 また

 ゆーきはカンナさんの
 ルックスになれる事で、
 婚活時 美形の方がきても
 まったく動じないようになるのでした。

 また、支社に新しい仲間が 増えました。

 ここで、登場人物のおさらいをします。

 熊尾 30代半ば 支社長 東大卒
   がっしり体型 173センチくらい

 安西 40代  エリアマネージャー 
    メガネをかけた中年太り
 
 木林 27歳 チーフ  支社No.2 
              2メートル近い長身ハンサム 
 
 犬塚 50代 地方採用社員 元大手役員
     181センチ マッチョ 

 カンナ ?歳 事務員 美形 

 
 宙田 32歳  SE ゆーきの友達


   これから
     物語はどうなるのでしょうか?

  ゆーきの運命やいかに?



   ブラック白書第10話に続く