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----さくひなはこんな人🌺---------------------
ワンオペ3人育児
通勤3時間看護師歴17年
→R8年9月退職→産業保健師へ
両家遠方
整理収納アドバイザー1級
発信0自己投資0でマネタイズ
9月になりました。
少し前のことになりますが、
先日、17年間勤めた病院で
最後の出勤日を迎えました。
現在は有給休暇中です。
有給全消化しています。
当日は寂しさや安堵、
感謝や不安が全部入り混じっていて
正直あまり気持ちを
整理できていなかったように思います。
でも少し時間が経った今
改めて振り返ってみると
「ああ、
私は本当にひとつの大きな区切りを越えたんだな」
と、じわじわ実感するようになりました。
最後の日は、思っていた以上に温かかった
最終出勤日も、勤務中はいつも通りでした。
仕事をして、ロッカーを片付けて
所属していたチームの集まりに参加して。
病院を出たのは19時頃だったと思います。
その日は夫と子どもたちが
義実家へ行っていたので
帰りにひとりで少しご飯を食べてから
帰宅しました。
おつかれビール🍺が美味しかった
今思い返しても、少し不思議な夜でした。
毎日のように通っていた病院を出て
「もう明日からここに仕事で来ることはないんだ」
と思ったはずなのに
全然実感が湧かなかったんです。
ただ、最後の日に一番印象に残っているのは
本当にたくさんの方に
声をかけてもらったことでした。
同じ看護師だけではなく、看護助手さん
事務の方、他職種の方。
以前一緒に働いていて
今は別の部署にいる方まで
わざわざ会いに来てくれました。
プレゼントやお手紙もたくさんいただきました。
育休復帰してからは
1年半程。
決して長い期間ではありません。
保育園のお迎えの関係で
時短勤務もしていましたし
沢山助けてもらいました。
だからこそ
「こんなにたくさんの人が
気にかけてくれていたんだ」
ということが、本当にありがたかったです。
いただいたお手紙の中で
何人かの方が
書いてくださっていた言葉がありました。
「いつも気軽に話しかけてくれて嬉しかった」
「笑顔に癒されていました」
私自身は、本当に普通に
接していたつもりでした。
職種が違っても
年齢が違っても
フランクに話すし
雑談もする。
それだけのことだと思っていました。
でも、自分にとって
当たり前にやっていることが
誰かにとっては嬉しいことであり
自分の強みでもある。
そんなことを
最後の日に周りの人たちから
教えてもらった気がします。
これって、すごく面白いなと思います。
自分の強みって
自分では案外わからないものなんですよね。
むしろ「普通にできること」
の中にこそ
その人らしさがあるのかもしれません。
退職を決めるまで
後ろめたさがなかったわけではありません。
私は3人の子どもを育てながら
時短勤務で働いていました。
職場にもかなり配慮してもらっていましたし
少しずつ「子育てをしながら働き続ける」
という形を作ってきた感覚もありました。
だから
「もう少し続けた方がよかったのかな」
「せっかく作ってきた道を、もう少し残した方がよかったのかな」
と思うこともありました。
まだ働けないわけではなかった。
むしろ
働こうと思えば少し続けられたと思います。
慣れしたんだ風土ですし
人間関係も良かったですしね。
だからこそ
辞めることに申し訳なさもありました。
でも最後の日に
たくさんの言葉をもらって思いました。
人との関係って、必ずしも
「どれだけ長く一緒にいたか」
だけではないんだな、と。
短い期間でも
どう接したか。
どんな言葉を交わしたか。
どんな姿勢で働いていたか。
そういうものは
ちゃんと残るんだなと思いました。
今回の退職を伝えていく中で
意外だったことがあります。
「実は私も働き方に悩んでいて」
「私も今年度で辞めようと思っているんです」
「よく決断しましたね」
そんなふうに話してくれる人が
思っていた以上に多かったんです。
私は自分の人生について
自分なりに考えて決断しただけです。
でも私が動いたことで、
「じゃあ、自分はどうしたいんだろう?」
と考えるきっかけになった人も
いたのかもしれません。
それはすごく嬉しいことでした。
病院という大きな組織で17年間働いてきました。
もちろん、たくさん守ってもらいました。
福利厚生もある。
安定した給料もある。
何かあれば周りに相談できる。
専門職として経験も積ませてもらいました。
でもその一方で
ずっと小さな違和感もありました。
部署異動。
勤務形態。
夜勤。
働く場所。
組織で働く以上
すべてを自分で決められるわけではありません。
「来月からこの部署です」
「これから夜勤をしてください」
と言われれば
基本的にはその方針に従うことになります。
もちろん、それは組織として必要なことです。
でも私はだんだん、
「自分の人生なのに、自分で働き方を選べない」
という感覚が苦しくなっていました。
まだ何かを言われていないうちから
「次は自分かもしれない」
「もし異動になったらどうしよう」
と不安に思いながら働くよりも、
自分で選べるうちに、自分で決めたい。
そう思うようになりました。
今年は私にとって30代最後の年でもあります。
だから余計に
「このまま今の働き方を続けるのか」
を考えるようになりました。
今まで積み上げてきたものを手放すのは怖い。
でも、今の環境に居続けることだけが
正解でもない。
最近読んだ『LIFE SHIFT』の中に、
「過去を手放すしなやかさ」
という言葉がありました。
これを読んだとき、
「まさに今の私だな」
と思いました。
17年間の経験を捨てるわけではありません。
むしろ
それはこれからも私の大きな土台です。
ただ、その経験や肩書きだけに
しがみつくのではなく
新しい知識や経験
人とのつながりを増やしていきたい。
今はそんなふうに思っています。
去年くらいまでの私は、
「私、看護師しかできない」
と思っていました。
新卒からずっと同じ病院。
看護師以外の仕事をしたこともない。
だから、
「病院を辞めたら、私には何が残るんだろう」
という怖さがありました。
でもこの1年半ほど、SNS発信をしたり
サービスを出したり
コミュニティを運営したり。
本業とは違うことを
少しずつ続けてきました。
その中で
「人に伝えることが好きなんだ」
「人の強みを見つけるのが
得意なのかもしれない」
「企画したり
人と人をつなげたりすることも好きなんだ」
と、少しずつ自分のことが
わかるようになってきました。
最終出勤の日
特にお世話になった
チームメンバー一人ひとりに
メッセージを伝えました。
「あなたのこういうところが強みだと思う」
「ここをもっと活かしていったらいいと思う」
そういう言葉が
自分でも驚くほど自然に出てきたんです。
きっと、発信を続けてきたことも
大きかったと思います。
自分の考えを言葉にする。
人に伝わるように整理する。
相手の良いところを言語化する。
そういう力が
知らないうちに本業にも返ってきていました。
副業や発信って
収入やフォロワー数みたいな
目に見える成果だけではないんだなと思います。
最終出勤日を終えた直後は
「やっと終わった」
という安堵感の方が強かった気がします。
でも少し時間が経ってから
寂しさが出てきました。
17年間当たり前にあった場所。
当たり前に会っていた人。
慣れた景色。
それが日常からなくなるって
思った以上に大きいことでした。
でも、辞めたことを後悔しているかと聞かれたら、それは違います。
むしろ今は、
「ちゃんと自分で決められた」
という感覚があります。
今は次の働き方を模索しながら
少しずつ新しい挑戦も始めています。
医療職のキャリア支援や
SNS・音声配信に関わるお仕事。
そしてこれから
私自身がもっと深く関わっていきたいと
思っているのが
働く人の健康とキャリアです。
妊娠や出産。
育児。
体調の変化。
メンタルヘルス。
介護。
人生には
仕事だけではどうにもならない
出来事がたくさんあります。
でも、そうしたことを理由に、
「もうキャリアは諦めるしかない」
となる人を少しでも減らしたい。
私自身が3人の子どもを育てながら、
「どうやったら働き続けられるんだろう」
と何度も悩んできたからこそ
今はそんなことを考えるようになりました。
今までの肩書きや安定を少し手放すこと。
怖さはあります。
でも、それ以上に
これからどんな働き方ができるんだろう。
どんな人に出会えるんだろう。
自分には何ができるんだろう。
そんな楽しみも少しずつ大きくなっています。
これからも
この変化の途中を
ブログに残していこうと思います。
同じように、
「今の働き方、このままでいいのかな」
「子育てもキャリアも諦めたくない」
「今まで積み上げてきたものを手放すのが怖い」
そんなふうに思っている方に
私の試行錯誤が何かのヒントになれば嬉しいです。

