「この世界」はいつか優しさに満ち溢れ、
皆が小さな命も「同じ尊さ」だと気付く。
私は愛する「あなた達」を守っていく。
もしも「何かと引きかえ」だというならば
喜んで私の「命」を差し出すでしょう。
「愛してる」
「愛してる」
***** ***** *****
瑛太は私と一緒に階段を降りるとき、
何度も何度も振り返り、後ろの私を必ず待ってくれます。
それがとても嬉しくて、瑛太の優しさにいつも心が温まります。
「ママの手にまたウン○ついちゃった?」
「大丈夫。いつもの事だよ。」
「さ?帰って朝ごはんを食べましょう!」
(↑マックス・グランパさん風)
***** ***** *****
....................
私はこの朝一人、家族のお弁当を作り終え、瑛太達のフードと新しいお水の用意に取り掛かるところでした。
突然聞いたことのない、激しい警告音とともにミサイルが発射された事を知りました。
2階で眠る家族を起こし、急いで瑛太とカエラにハーネスを装着、奏夏はバリケンに入れ、みんなで手分けして抱き抱え、普段、物置として使用している地下へ避難したのでした。
(※当時、詩愛はまだいませんでした。)
そして離れて暮らす長男へ最期になるかもしれないLINEを、震える指先で入れたのです。
↓↓↓
当時、高校生だった長女と小3だった次女。
何故、私はこんな危険な時代にこの子達を産んでしまったのだろう。
ごめん、ごめんなさい、、、。
だけど、きっと大丈夫。
大丈夫だから。
だって、、、
だって、、、
「地下に避難してください」
↑↑↑
「政府の言う通り」に
しているのだから。
*****
完璧な避難をしたかに思えた私達。
けれど私は「最大のミス」を侵したことに気付いたのでした。
私:
「ねぇ!?夫!?大変だよ!!!
瑛太達の『フード』
忘れちゃった!!!
私まだ
ご飯あげてない!」
夫:
「え!?マジか!!!
俺、今
取ってくる!!」
次女:
「パパーーーーーッ!!!」
(夫、フードを持ってくる。)
私:
「アッ、、、!!!
どうしよっっ!?
瑛太達の
『水』
忘れちゃった!!!
せっかく用意したのに!!!」
長女:
「もう間に合わないよ!?
水は諦めようよ!?
危険過ぎる!!」
私:
「バカッ!!
ご飯の後には
『水』
!!!
絶対!!
絶対、、、!!!
ね!?夫!?お願い!!!
瑛太達の『水』
取ってきて!!!」
次女:
「パパーッ!行かないでー(泣)!!」
夫:
「 、、、
クソッタレ
ーッ!!」
(夫:水を持ってくる。)
!!!
ありがとう、、、
ありがとう、夫、、、!!!
だって、私はこの子達の「お母さん」で、この子達のお弁当を上手に作れるのは私しかいないし、怯える瑛太達が一緒にいて安心出来るのはやっぱり私しかいない。
だから、、、
だから、こういう時は
やっぱり
「お前」が
行くべきだ。
こうして私達は「完璧な避難」を無事に果たし、ミサイルが無事に通過してくれることを祈り続けたのでした。
神様、、、!
お願い、お願いします、、、!!!
どうかこの子達をお守り下さい、、、!!
私は本当に
「どうなってもいい」
↑
ので。
***** ***** *****
長男からのLINE:
「無事」
だった
模様
♥♥♥
***** ***** *****
「クソが!!!」
「いつの話してんだよ!?」
↑
という非難には
一切
「動じない」
🍀🍀🍀🍀🍀












