最近の私は、
目覚めの瞬間に
どこからか音が聞こえることが
よくあるんだけど、
この間は
「愛らしくありなさい」
という音が聞こえた。
それが
どういう意味なのかは
全くわからなくて、
ぼんやりと
「素直になるって事かなぁ」
なんて思っていたんだけど、
昨日、
久々に父親の一言に
猛烈にムカついた事をきっかけに
ノートに
自分の思いを吐き出したり、
ブログを書くことで
自分と向き合う時間を過ごしたら
今朝、
唐突にその答えがわかった。
ちなみに、
私はブログを書いている時に
よく予想もしなかった言葉が出てくるので、
これもまた
ノートを書く時とは違った意味で
ものすごく自分と繋がってるのだと
思ってる。
で、
「愛らしくいなさい」の言葉の意味は、
もう、
諦めなさい。
戦うのを辞めなさい。
だった。
私は、
昨日までずーっと、
父親に復讐をしつつも
まだ「認められたい」「分かり合いたい」
という思いを持ち続けていた事に気づいた。
だから、
あのひと言にカッとなって
猛烈な怒りが込み上げたんだ。
でも、
怒りって悲しみが源だから、
それってあの瞬間にものすごく傷ついて
悲しくなったという事でもある。
そして、
これを小さい時から
何度も繰り返していた事で、
私の中には
常に怒りと憎しみの炎が
燃えたぎっていた事も腹落ちした。
その炎を
自分の中で「ないこと」にして
どうにかしようとしてたから
私はどんどん生きづらくなっていたんだ。
まさか、
父親が世間でいうところの
「毒親」(モラハラ)だなんて
絶対に認めたくなかった。
父親は、
立派な社会人で
私たち家族をずっと養ってくれた
偉大なる人だと思ってた。
だから、
私は父親をガッカリさせる
ダメ人間だとずーっと自己否定をしていた。
でも、
去年、お母さんの施設の人や
札幌市のケアマネージャーさんとの会話で、
うちの父親は
とても厳しくモラハラ気質だと知って
ものすごく衝撃を受けた。
それでも
なかなか「私はダメじゃなかった」ことや
父親の顔色を伺うことは辞めれなかったけど、
昨日の夜、
やっと全てを受け入れられた。
それは、
諦めたからだ。
どこか捨てきれなかった
父親と分かり合いたい気持ち、
認められたい気持ちを
ようやく諦める事が出来た。
父親だけど
私の世界の登場人物の1人に
する事にした。
父親は
お金や社会性を
学ぶ為に現れた人。
お母さんは、
パートナーシップや
人間関係を学ぶ為に現れた人。
2人とも
「本音を言わない」人だからこそ
私は、
何よりも本音で生きることの
大切さを知ることが出来た。
ずっと
子供でいたくて
親の価値観の中でいたかったのは、
どれだけ苦しくても
嫌だと思っていても、
そこにいる限り守られて
安心だと思っていたからだった。
親を超えることに抗っていたから
父親に復讐していたんだ。
子供でいたかったから。
自立したくなかったから。
親のせいにしていたかったから。
でも、
もうそれも本当に終わりだ。
思えば、
復讐の炎を消すことが
私にとっての自立だったんだと思う。
今日までの人生は、
この親への復讐が原動力だったから
今はまだ戸惑っているけど、
これから、やっと、
本当の自分の人生が始まるんだと思う。
恥ずかしながら、
54歳にして初めて
生活費をガッツリと稼ぎたい
と思った。
今までは、
遊ぶ為、趣味の為、
人生を楽しむ為とかだったけど、
そこも含めて
衣食住にお金をかけたいと
心底思う。
何よりも、
もう親には1ミリも頼りたくない。
今まで、
散々頼ってきた身としては
びっくりだけど
お母さんが認知症になる前に
こう思えてたら良かったなと思うけど、
これもまた
お母さんからのギフトだから
皮肉だなとも思う。
・
不思議だけど、
父親の期待を諦めたら
ものすごく気楽になった。
そこに
怒りは1ミリもなくて
むしろ清々しい気持ちだ。
やっと、
父親への執着を手放せたのかもしれない。
結婚願望がなかったのも
バリキャリになって
男性と戦うように仕事をしていたのも
全部、
ここからきてたんだと思う。
男は敵だ。
威圧的で支配する生き物だ!
大切なお母さんを悩ませていた!
信用なんか出来るわけがない。
利用するものだ。
そう思ってたんだ。
いつも
ファイティングポーズ取って、
自分で何とかしなきゃと
必要以上に頑張ってたんだ。
だけど、
実際はそう思えば思うほど
どうにも出来なくて
事態は悪化していって焦ってた。
私の人生は
そんな事の繰り返しだった。
それもこれも
諦めきれなかったからだ。
本当は、
諦めた時に
今まで見えていなかった世界が
望んでいた世界が見えるようになってんだ。
もう、
戦わなくていいんだ。
もう、
期待しなくていいんだ。
もう、
気にしなくていいんだ。
あぁ、
これが自由ってやつだ。
まだなんか、
フワフワしちゃうけど
自分を信じるとか
自分を認めるとか
内なる自分に委ねるって、
こういうことなんだと思う。
もう
背負わなくていいんだ。
気楽に生きるって
すごく地に足ついているんだね

三浦明美


