人との距離を掴めなくて困っている人には、2種類の人がいます。
人との距離が「近い人」と「遠い人」です。
どちらの人にも共通して言えることは、
- 自分よりも相手のことを意識しすぎている
- 相手よりも自分のことだけを考えてしまう
この2つの理由が原因で人との距離が掴めなくなっています。
距離【間】ではなく、距離【感」の問題なのです。
例えば、私の友人で人との距離がめちゃくちゃ近い「まっち」という人がいます。
まっちは、突然肩を組んできたり、脇腹ツンツンしてきます。
最初は「なんやねんこの人」とびっくりしましたが、そのうち「まあいいかあ」となりました。
なぜなら、まっちは「ヒロミちゃ~ん、おはよう~」ってにこにこしながら近づいてきて、ちょんと私の隣に座るので、嫌味がないからです。
なかには、まっちの馴れ馴れしい態度に対して「この人無理!」となる人もいますが、そういうとき、まっちは「そう嫌な顔せんと」と平気なのです。
そのまっちを見ながら気が付いたのですが、彼女は相手に嫌われたくないとか、迷惑かけたくないとか、失敗したくないとか、あんまり思ってないようなのです。
そんなことより「元気?」とか「ご飯行こう」とか「席取っといたよ」とか、相手のことよく見ていて、喜んでもらえると判断したら即行動しています。
「相手のことをよく見てるよね?」と、まっちに聞いてみると、彼女の実家は旅館だそうで、小さい時から、朝から晩までお客様のために働く両親の背中を見て育ったことで、人を観察する習慣がついたそうです。
まっちは、大きくなると旅館の手伝いをしながら、どうすればお客様に喜んでもらえるのかを常に考えていたそうです。
だから、まっちは「自分が人からどう思われるか」よりも「相手を喜ばせたい」「人と仲良くなりたい」と、自分よりも自分以外の人を喜ばせることが大事なので、人のことをよく見ているのです。
人との距離が近い人は、
- 人と仲良くなりたい
- 人と一緒に良い仕事がしたい
- 人を喜ばせたい
という相手を思いやる気持ちが強すぎるため、人との距離が近くなるのです。
人との距離が近い人は、相手を喜ばせたいあまり、相手に対してグイグイと迫ってしまい「近いよ!」と、相手に思われてしまいます。
相手を思いすぎてのことなのですが、相手しか見えていないため、思いやりの押し売りになっている場合もあるのです。
一方で、距離が近い人とは逆で、「人との距離が遠すぎる人」は、
- 人に迷惑をかけたくない
- 人から嫌われたくない
- 人から変な人と思われたくない
と、自分が人に不快感を与えるというネガティブな意識に囚われ、自分を人から防御する気持ちが強くなり、人との距離が詰めづらくなっているのです。
だから、ネガティブな思考に注目するのではなく、ポジティブな思考に目を向け「相手とどういう関係になりたいのか」を意識することで、人との距離を詰めることができるようになるのです。
人との距離が近い人も、人との距離が遠い人も、どちらの人も、問題は「人との距離」ではなく、「人との良い関係の結び方」がわからないことが問題なのです。
私は、初対面の人とペラペラしゃべれないし、脇腹ツンツンもできません。
でも「手相が見れます」といった途端に、相手が歩みよって下さり、距離が縮まり、仲良くなれちゃいます!
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