図書館に予約した本が年末立て続けに来ました。
以前からぼやいているように
全く違う時期に予約した本なのに……
不思議と同じ内容の本がかたまって来ることがよくあります。
この本も、
題名だけ聞いて
なんとなく優雅な……気持ちの良い小説と思っていた私は読み始めてまもなく……
とても不快な思いをするし
更に52ヘルツのクジラの意味を知って、心が締め付けられるような気持ちになりました。
普通のクジラの声(周波数)は10〜39ヘルツ
広大な海の中でも仲間にこの声が届くのだけど
52ヘルツのクジラは、どんなに叫んでも誰にも声が届かない。
誰にも聞こえない。
周りに仲間が大勢泳いでいても……ひとりぼっち
虐待を受けている子供はまさにこういう精神状態なのだ……と。
今回は内容は書きません。
なんとなくページをめくりつつ感じて欲しい本なので。
読み進めるにつれ
もう……腐った卵を投げつけてやりたいくらい嫌な奴らが次々出てくるけど……
この作者の町田さんの文章は
ふんわりと柔らかくて温かいので
ムカつきつつも、ちゃぶ台をひっくり返したりせずに読み続けられますよ~(笑)
最後にろうそくの火のような温かい光が感じられます。
オススメです。