小川糸さんの本は
どれもほっこりとしていて
かつ美味しそうな食べ物が出てくるから大好き。
この『ライオンのおやつ』も
ホスピスの話ですが
話の中心は『おやつ』
入居者が食べたい思い出のおやつを書いた手紙を食堂のポストに入れ
無作為で選ばれるそのおやつにその人の人生が浮かぶ話。
小説を読んだ時は
本当にこのライオンの家の雰囲気がとても素敵で、
自分が余命宣告を受けたらこういう施設に入りたいなあ~
などと思ってました。
でも……
日頃、テレビドラマはほとんど見ないのだけど
たまたま見つけちゃったNHKBSの『ライオンのおやつ』
本も面白かったし……
と、つい観ちゃったら……号泣
1話の間にいったい何回泣くんだ⁉️と言いたくなるほど泣いちゃった。
テレビドラマの方は
『おやつ』は小さなエピソードでしかなく
正面から生と死について向き合います。
自分も主人公の雫と一緒にライオンの家に入居したとすると
一緒に暮らす仲間が次々に死んでいく情況で自分の死を待たなくてはならない。
もうね……怖くてつらくて号泣でした。
人間は必ず死ぬわけで
それはしょうがない。
私のように、人生という山をすでに下山中の人間なら多少早かろうと受け入れれば良いのだろうけど
若い人達が……
例えば10才以下の子が
そういう情況を受け入れなくてはならない
ということが辛すぎた。
そして、小説やマンガと違い
実際に俳優さんが演じることで
よりリアルになることを実感。
やっぱり俳優さんて凄いな。