図書館に予約して・・・・・
待ち続けてやっと来ました!
加藤シゲアキさんの作品は
読みやすく親しみやすいし
比較的若い子達が主役の小説なのですが
色々な世代でも考えさせられる命題が含まれているので
かなりお気に入り
予約して(図書館にね)しばらくしたら
本屋大賞やら直木賞やら色々な賞の候補にあがるし・・・
第42回吉川英治文学新人賞取っちゃうし・・・・
ひゃ~~~~、そんなすごい作品になっちゃったの?
と内心焦ってましたわ。
読み始めに
『オルタネート』『フロウ』『コネクト』といった言葉が出てきて
アラカン婆は
・・・(この言葉は若者ならだれでも知ってるのか??)
と焦ります。
↑
これについては
本を読み進めて理解して貰いたいので
あえて触れずに進みます。
ある学校の高校生たちの群像劇
高校生限定のマッチングアプリを軸に
話は進みます。
このアプリを認めるのか認めないのか・・・
アプリの提案を受け入れるのか受け入れないのか・・・
人生は選択の連続です。
毎日・・・
一瞬一瞬、選択して結論出して生きてるよね。
あの時にあっちを選択していたら?
なんて思いを心の奥に潜ませながら生きてます。
私がとても感銘を受けたのは
有名な料理家の父が
もやしのひげ根取りを手伝わせた後に娘に言った言葉
さっきのもやしはな、大豆の新芽だ。
新芽を摘んでもやしとして食べることを選択したなら、その大豆を食べることはできない。逆も然りだ。どちらかしか選べない。わかるな。
このもやしはいわゆる大豆もやしだったのでしょう。
そして、大豆は・・・
もやしとして・・・枝豆として・・・大豆として・・・・
さらに言えば・・・豆腐や味噌や醤油、納豆になる可能性もあったでしょう。
どれか一つを選択したなら
決して他のものを得ることはできません。
何もかもを手に入れることができなかった私は
(あの時のもやしで食べればよかった)
と人生の終わりで後悔するわけです。。。![]()
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頑張っても最低でどれか一つしか手に入らない
と知ってるのは年取った大人
でも
高校生たちには・・・
10代20代の若者たちには・・・
人生はもやしも枝豆も大豆も豆腐や醤油も・・・
全部手に入れてやる!!
と思いながら生きてほしい!!
と思いつつ本を閉じました。
時代が変わればすべて手に入れられるかもしれないしね。
おススメです。