以前読んだ辻村さんの作品は『ハケンアニメ』で
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ハケンアニメ!
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これはテンポが良くテレビドラマを見ているような小説でした。
なので、これもそんな気持ちで読んだら
もう少し重かったかな。。。
かがみの孤城 辻村深月
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かがみの孤城
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いじめで学校に行けなくなった中学一年生の 安西こころ
外に出ることもできず部屋に引きこもっていたある日
自室の鏡が光っており、そこに手を伸ばした瞬間、別の世界に引き込まれる。
同じように引き込まれた他の6人と共に
狼のお面をつけた少女に告げられたのは
「3月30日までにこの城に隠された願いの部屋に入るカギを見つけたものには一つだけどんな願いもかなえてやる」
という事。
ただし、この城に滞在できるのは朝9時から夕方5時まで
それを過ぎてこの城に残っていた場合には恐ろしいペナルティが待っているのだ。
7人の中学生たち。。。
平日の朝9時~夕方5時にこの世界に来られるという事
すなわち、皆学校に行っていないことがお互いにわかるようになる。
そう・・おそらく全員不登校なのだ・・・
でも、誰も詳しく話すことができないまま時間は過ぎて行き
誰も願いの部屋の鍵を見つけずに期限が迫っていく。。。
正直言うと・・・・
半分くらい読んだところで結末が見えちゃったのよね。
(そしてあらかた当たってました
)
でも、一番最後の結末はちょっと(おおっ?!)と思ったし
私は学校大好きで不登校とは縁がなかったけど、、、
大きな視野でこの問題を見た際に
人間って1人1人感じ方も受け止め方も全部違うんだよ!
そして違うってことはとても良い事なんだよ!
ほんの少しだけ想像力を働かせて
他の人の気持ちを考えてみようよ!
と、改めて感じましたよ。
若い時。。。特に小学校高学年から高校生くらいって、自分と違う人を排除する傾向があると思うの。
この傾向は。。。年齢的にある程度はしょうがないのかもしれません。
だから・・・私と妹は「同級生だったら絶対友達にならないよね」と話します。
(性格も個性もまるで異質なんでね)
でも大学生くらいになると
自分と見方の違う人から与えてもらう影響を有難いなあ、、って思えるのかなあ。
実は今現在、、、私の周りにも
自分が、、あるいは子供が不登校だったり引きこもりだったりする人が多くいます。
今は適応できないかもしれないけど
きっとそれがあなたの人生の糧になるよ!
今生きていられることに感謝しようよ。
一歩でもいいから踏み出してみようよ!
そんな気持ちになる本でした。
(小林麻央さんの事を思うと一段と「一歩進めよ!」と思うのでした)

