以前から言っていますが
湊かなえさんの作品、読後必ず心の中にどよ~んと黒いものが残るので苦手です。
人間の醜さを思い知るというのかな・・・
でも、読みたくなるし、読み始めたら止まりません!
白ゆき姫殺人事件 湊かなえ
- 白ゆき姫殺人事件 [ 湊かなえ ]
- ¥1,470
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しぐれ谷で発見された身元不明の遺体
十数か所刺された上灯油をかけて焼かれた残酷な殺人事件なのだが
その被害者は、『白ゆき』という人気石鹸の販売会社に勤める
とても美しく常に気配りのある素敵な女性である事がわかると
マスコミは一気に取材に熱を入れる。
殺人事件と同時に同僚が行方不明になっている事がわかり、
警察もマスコミも彼女の過去を洗い始める。
犯人は
常に比較されて性格も歪んだ同期の女で
美しい『白ゆき姫』に愛人を取られ
社内で色々な盗みを犯し
子供の頃には、放火事件を起こし
中学生の時に呪いの儀式をしていた女なのか?!
一つの事件も
立場が逆の人間から見たらまるで内容の違う事件になるでしょう。
同じ島を取りあう二つの国はそれぞれ相手を極悪非道のように語り合います。
では真実は何?
この本には強烈なマスコミ批判があるのだけど
同時に
それならあなただったらどうするの?
という私自身も批判されているような本です。
いつものように関係者が好き勝手に語る形式の文章なのですが
週刊誌の記者が取材するときっとこんな風になるんだろうなあ~~と思わずうなずいてしまいます。
そして。。。どんどん心に黒いものが溜まる~~~~~![]()
もし、、、突然、、、、自分が人から語られるような立場になった時・・・・
周りの人は私のことをなんて言うんでしょうね??
周りの人が語る『自分』と自分が思っている『自分』
本当の自分はどちらなのでしょう?
オススメすると同時にオススメしない本ですよ(笑)