最近、この漫画に沼っています。
話題作だったようで、広告表示で良く出て来るので読んでみたら、画は可愛いらしいのですが、内容は重いです![]()
おそらく軽度知的障害のある「みいちゃん」と毒親に支配されるように育って無気力になっている「山田さん」が徐々に絆を深めていく物語が軸になっていて、物語の冒頭から「みいちゃん」は誰かに殺され、それまでの12ヶ月を「山田さん」が回想するかたちで展開していきます。
みいちゃんは識字障害もあり、ろくに平仮名も読めず、自分の名前も正確に書けない。
(その辺、うちの次女と重なる?)
先クールでラウールが演じた『愛の、がっこう』を思い出しました。
目に見えないハンディキャップがある場合、周りからの働きかけ方で人生が大きく変わります。
みいちゃんにも学校の先生などから、何度か救いの手が差し伸べられるのですが、家庭環境によって阻まれ、他人との関わりで歪んだ認知を持つように育ちます。
一見普通に見えても、話している内にあれ?あれ?と思う人は意外と身の周りに存在します。
昔は女性は若い内に結婚して家庭に入るし、兄弟姉妹も多かったので、フォローされて目立たなかったけど、最近は子供の頃の発育検査で発見されるそうですね。
普通だと思うと腹が立つけど、ハンディキャップに気づくと「山田さん」のように客観的に対応することが出来るのかも知れません。
それにしても、読み書きが出来ないと言うことはこれほどまでに生きていく障害になるのか。
先日会ったOBの娘さんは東大卒。
ご自分からは言わないので、先日聞いて初めて知りました。
小学校からずっと公立。
高校でも塾にも行かず、春休みには1学期の範囲を教科書を読み、分からないところに付箋を貼って、授業で解消する。それぞれの学期の範囲を毎回そうやって攻略していき、宿題は学校で済ませて帰って来る。
センター試験は高2の時にまず受けて、75%出来たから、1年後の本番では1割増しの85%を取り、現役で文3に合格。
旅行好きでバックパッカーやったりして、アメリカの日系デパートに就職されたそう。
就労ビザを取るのも自分でやったので、父親曰く、「お金のかからない子だった」
読み書きが得意で勉強が出来ると、世界は飛躍的に広がる例。性格もあるでしょうけど。
次女にこの漫画を見せると
「俺はこんなんじゃない
」
と怒っていましたが、識字障害については中学受験の勉強を始めて(かなり大変だった
)から、やっと学校の勉強にもついて行けるように覚醒したのではなかったか?
何せ、なぜか漢字も左右逆に書いて判読不能でした![]()
それまでは平仮名も数字も鏡文字をよく書いていたので、脳の回路が常人と違うのだと思う。
人並みに読めるようになって(とりあえず生活上は支障がない)良かった![]()
意外とYouTubeなどで字幕付きで見ている内に覚えられたのかも。
別のドラマでも、識字障害の生徒がタブレットを使って授業を受けている場面がありました。
私は次女の勉強はもうすでに諦めていて、中学入学以来、声かけも「宿題は出しなさい」しか言いませんでしたが、それで良かったのかも。
追い詰めて「山田さん」の母親のように娘を萎縮させて生きにくくさせる可能性もありますし。
そういう心配をしてしまっていたのも、犬を飼うときは親を見ろと言うように、心当たりがない訳では無いからだったりする![]()
遺伝は親から子供より、祖父母から孫、叔父叔母から甥姪に出ることが多いとも聞きますが、そうすると全滅しないで済むわけだから、(間に挟まれる人は辛いけど)その法則はあるような気がする。
この「みいちゃん」も間違って生まれてしまった子であり(この表現に抵抗ある方もいるかも知れませんが、読むと分かります)、無責任な親に十字架を背負わされ、親が払うべき代償を代わりに支払わされたように感じてなりません。
