ご訪問ありがとうございます!
イラストレーターの原あいみです。
このブログは、妊活の末に授かった念願の娘
(のち・9歳)との日々を綴っています。
お仕事のお知らせも!
(はじめての方はコチラをご覧ください!
母の葬儀から3週間が経ちました。
うちの実家には、常に何匹かの黒猫たちが一緒に住んでいるのだけど、
そのうちのひとりが、一昨日、母を追いかけるように天国に行ってしまいました。
先日実家のお片付けに帰った際に見かけた背中が、
なんだかお別れが近いのかもしれないと感じる背中だったのだけど、
やはりそうだったのかぁ…。
もっとナデナデしてやればよかった。
黒猫3兄弟。大きさ順で単純に
大中小で、だいちゃん、なっちゃん、ちっちゃん と名付けられた。
巨大猫のだいちゃんが、最期はちっちゃんよりもちっちゃくなっちゃって。
でも、大往生の18歳。
長らくおつかれさまでした。
「きっとだいちゃんは、ばあばのそばにいてあげるんだと思うよ。」
と、のちには伝えました。
うちの母。
一度でいいから
「ホテルで年越し」というのをやるのが夢だった。
けど、夢だとは言いつつもいつも
「まぁ、うちは猫がいるから無理だねえ〜」
と笑っていたな。
結局「ホテルで年越しは」一度も叶わなかった。
私が20代の頃、一度だけ母と二人で海外旅行に行ったことがある。
「猫のこと」は父に頼んで、バリ島への母娘旅を決行!
30代からリウマチを患って、色々な薬を飲まなきゃいけなかった母だったので
海外旅行なんて夢のまた夢…。そんな母を一度でいいから国外に連れて行きたかった。
母の人生で一度きりの海外旅行。
それはそれは、夢のような数日間!!
…だったのだけど、
家で留守番していた、当時一番可愛がっていた黒猫の『もんも』が、旅行中に交通事故にあった。
一命をとりとめたが、何日もつか…という容態だった。
父は「知らせるな」
兄は「伝えないままで、もし死んでしまって、それを後から知ったら絶対に辛い」
当時、スマホはないから、どうやって連絡が来たのか忘れたが、ホテルの電話を手に、泣き崩れた母の姿を今でもはっきり覚えている。
あと数日旅行は残っていたけど母は
「お母さんは、日本に帰りたいと思う。」
そう泣いて懇願した。
色々と調べて、早く帰国できるか手を尽くしたのだけど、かなりの金額がかかるのと、
もんもの容態が持ち返してきたとの連絡から、
旅は最後まで続けることにした。
そこからは、ずっと「祈り」の旅だった。
バリ島だったし、祈るところは山ほどあった。
関西国際空港に到着し、大阪に住んでいた私だったが、そのまま母と一緒に実家名古屋へ。
入院させてもらっていた、あれば動物病院だったのか、ペットホテルだったのか、忘れたが、
もんもの元へ直行した。
視点が定まらない、見えてるのか見えてないのかわからない様子のもんも。
顎が半分ずれてしまっているのが痛々しい。
でも、母は嬉しそうだった。
そして、その視点が定まらない目を見て
「もんもは生きる!生きたいと言ってる!」と強く言った。
私は、家を出てもう長いので、みんなと比べて猫に関してはややドライなのだけど、
母にとっては、かけがえのない家族なんだなというのを目の当たりにした。
それ以来、その子が18歳で大往生するまで、約8年近く、母はずっともんもの食事介助をしていた。すごいことだ。
それこそもう絶対「ホテルで年越し」はできなくなった。
…と、そんなことを思い出しました。
母の葬儀の後、のちが『ばあばの行った世界』の話をしてくれていたが、そこはかなり快適で、楽しそうな世界だった。
(時々、我が家の黒猫に入り込んで、じいじの様子を見にくることもできるらしい!)
あっちで、歴代の猫たちと
ペット同伴可の高級ホテルで、
今年はどうか、優雅な年越しをしてほしい。
また描きます。
【前回の記事はコチラ】
「葬送のノチーレン」が友達に人気です。
[8月発売の絵本・うんぴーもよろしく!]
↑ぜひフォロワーになって、
最新記事をチェックしてください♪
応援よろしくお願いします!



