H.さんの思い出話
『習字』
小学1年生に入学すると、父は寝る前に習字を一字づつ練習させた。
お手本通りに書けないと寝させてくれない。
眠い目をこすりこすり、気を引き締めて必死に書くと、漸く、開放された。
その甲斐あって、書初めの全国コンクールで一位をとった。
担任の先生は「そんなに練習していたの!」と涙ぐんでくれた。
大東亜戦争が始まった3年生の頃、父は手が震えるようになり、教えなくなった。
卒業のとき、校長室に飾ってある、コンクールで一位をとったときの書初めを見にいった。
今、書けといわれても無理だと思った。
筆づかいは覚えているが、私もポールペンの字が震えるようになった。
父を想う。
記 H.
H.さんは書初めになんという文字を書いたのでしょうね。
娘が小学生のとき、友だちに誘われて近所のお寺でやっているお習字教室へいきました。
帰ってきた娘が「母さん!お習字って面白いんだねっ!
」
お寺の先生はどんな教え方をしたのかなぁ~![]()
書初めの定番文字といえば「初夢」かしら?
『初夢道中』 1952年映画主題歌 高田浩吉共演
投稿者K.