おはようございます。月1回の「心理学講座」です。
今回は、商売でよく使われる【松竹梅の法則】を取り上げます。では、いってみよう~![]()
私たちが商品を選ぶとき、できるだけ沢山の商品を比べたうえで選びたい、と思う傾向があります。
ただし、値段の異なる複数の商品から選ぶ時、「人は無意識のうちに中間の値段のものを選びやすい」という心理的傾向がみられます。
これは【松竹梅の法則】と呼ばれています。
例えば、レストランのコースメニューで「4000円の松コース」、「3000円の竹コース」、「2000円の梅コース」があるとしますと、竹コースが一番よく選ばれるということです。(思い当たるふしがありますね~)
松コースは値段が高いため、もし満足いかなかった時のショックが大きいですし、一番安い梅コースは、満足できない可能性が高そうです。
このように、高いものや低いものを選んだ時の損失を回避するため、中間のものを選ぶのです。
人は、得を狙うよりも損を回避する方を選びやすいという、【損失の回避性】と呼ばれる判断傾向をもっています~。
過去記事を参照してください~![]()
★過去記事
ちなみに、選択肢は三つ程度が最適のようです。
選択肢を多くしすぎると、選択することが大変になりすぎて、そもそも商品が買われにくくなると言います。
2000年、アメリカの心理学者2人が行った実験では、あるスーパーのジャムの試食コーナーで、ある日は6種類のジャムを店頭に並べました。そして、通りがかった客に声をかけ、ジャムを試食してもらいました。
こうして、声をかけられた客のうち、立ち止まった人の割合と、ジャムを購入した人の割合を調べたのです。
すると、ジャムが6種類の場合、立ち止まった人は声をかけられた260人のうち104人で、40%でした。
また、購入した人は立ち止まった104人のううち31人で、約30%でした。
一方、ジャムが24種類の場合には、立ち止まった人は242人中145人で約60%と、ジャムが6種類の時に比べて高くなりました。
しかし、購入した人は145人中たった4人で、割合にして3%以下にすぎなかったのです。選択肢が多ければ良いというものではない、ということですね~![]()
(参考書籍)ゼロからわかる心理学(別冊ニュートン)
「東方が巨大な実験場となる(3)」(8/5)
5日の記事で使用しました上図は、今月の【高野山の法話】からのスクショです。今月の法話も泣けてきます。是非、お聴きになってください~![]()
なお、14日、15日は来客があるために記事更新はお休みさせていただきます。それでは~![]()
【高野山の法話】真言に救われた女性(8/1)




