【ロシア】嫌がらせで“デフォルト”に? 貸し倒れ狙いか(3/16)
ロシア国債の利払い、ボールは米政府に(3/16 ロイター)
(※ロシアのシルアノフ財務相)
ロシアのシルアノフ財務相は、16日に利払い期日を迎えたロシアのドル建て国債2本の利払いについて判断するのは米国側で、米政府は決済が可能かどうかを明確にすべきだと語った。(中略)
★シルアノフ財務相の発言
「ロシア政府が14日に中継銀行に対して約1億1700万ドルの利払いをするように指示しており、それを受け入れるかどうかは米当局次第だ。」
「相当する外貨で義務を果たすことができるかできないかは、われわれによるものではない。われわれには資金があり、支払いを済ませた。今やボールは主に米当局にある」(☚これ大事)
ロシアは制裁によって世界の金融市場の重要な部分から切り離され、6400億ドル相当の金と外貨準備の半分近くが凍結された。
「ドル口座を凍結されているということは、意図された最終受取人に支払われないリスクがあることを意味する」
「支払いは中継する米銀行に届いた」
「現時点で支払いは処理中であり、それが完了したか否かの報告はまだ受けていない。まだ決済はされていない」(一部転載終了)
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ここからは、金融に詳しいアナリストの見解です。有料サイトのためリンクは紹介できません。
『ボールはアメリカに』
ロシアとしては利払いをドルでアメリカの銀行に済ませており、その資金を利払いすることをアメリカの銀行が拒否し、デフォルトにすれば、この中継銀行は債務者と債権者双方から訴えられ、莫大な賠償金を払う羽目に陥ります。
利払いを受ける金融機関は、債務者であるロシア政府が中継銀行に契約通り払っているにも関わらず、サボタージュして利払いをしなかったとなれば、中継銀行は当然訴訟リスクに直面します。
そして、今回のロシア制裁には明確な法的根拠がなく違法な処置であり、その違法な処理で利払いを受けられなかった金融機関としては、中継銀行とアメリカ政府を訴えるのは当然の行為となります。
またロシア政府としては契約通り利払いを完了し、手数料も払ったにもかかわらず、支払い手続きを怠ったとして、当然中継銀行を債務不履行として訴えます。
そして、中継銀行はアメリカ政府(財務省外国資産管理室)を支払いを邪魔されたとして訴えることになります。
仮に今回の利払いがデフォルトとされた場合、総額で18兆円近い債券が紙くず扱いになりますので、ロシア政府としては、18兆円以上の賠償請求をすることになります。
空前の訴訟になるでしょうが、アメリカが導入した金融制裁には明確な法的根拠はなく、法曹界からは違法だとの指摘もされており、ほぼ100%負けることになります。
アメリカは利払いを認めれば、自ら導入した金融制裁を自ら破ることになりますし、利払いを認めない場合は、あちらこちらから提訴され、膨大な弁護士費用と空前の賠償金を払う羽目になりかねないと言えます。
アメリカ政府・中継銀行は、数十兆円規模の賠償金支払いを命じられることになり、更にこれはロシア中銀の外貨準備金を凍結した日本も同様です。(以上)
つまり、ロシアは払う意思があるのに、西側諸国が強制的にデフォルトに追い込んだようなものです。西側諸国は返り血を浴びることになるかも~![]()
下記の日経の記事によりますと、『ロシアの国債利払い、投資家は受け取り確認できず』とのことです。
そのうち、バイデン大統領はロシアへの金融制裁を乱発したツケを払うことになるのではないでしょうか~![]()
岸田首相も、子供みたいに米政府の後を追いかけてきましたが、敵はKGB出身の百戦錬磨の男です。侮ってはいませんか?
岸田さん、軽薄にペラペラと喋る男より、不気味に沈黙している男ほど怖いものはないのですよ。男が男のことを知らないでどうするの~![]()
(関連記事)
ロシアの国債利払い、投資家は受け取り確認できず(3/17 日経)






