完璧なシンメトリーのシステムを作ると、そこに生命が織り込まれてしまうというのは、過去の経験上なんとなく理解できるような予感がした。
完成した粘土を破壊する少年は、本能的に創造の仕組みのその奥儀がわかっていたのだろうか。しかし、シンメトリーに脱出ゲートを確保しておくことによって、無駄な破壊を呼び込まない創造があるらしい。それは・・・
(レムリアの王子)
「シンメトリーではなく、アンシンメトリーを作る。その若干のゆらぎが、『Z=1/137』という数式で示されているわけさ。この数式を図形として見れば、ある数字の2乗になっているのがわかる。それは、360度のうちφ(ファイ)2乗、すなわち黄金比の2乗の割合が、1/137になることがわかるのさ~」
(マヤ)
「ねえ、もしかして・・・Z=のZって、数字の2で・・・φの2乗のことだったの?」
マヤは半信半疑という顔をして、かつて自分が書いた計算式を思い浮かべていた・・・。
φ(Wikipedia)より
王子は、黄金比の2乗を360で割る計算式をサラサラと書いてゆく。エラー率の根拠となる計算式から、Z=の答えを鮮やかに導き出したことにマヤは驚いてしまう。
(ガイドG)
「その通り。宇宙のシンメトリーから、脱出ゲートを確保する式が、『Z=1/137』でもあり、逆説的に言えば、創造によって編まれた生命を持つ者が光の糸の軌道をたどり、この式をさかのぼることによって、創造の第一原因へと帰還することができる。
【6と7の架け橋】人生の設計図(2)(2018/3/30)より
【6と7の架け橋】人生の設計図(3)(2018/3/31)より
そして、再び創造の元から旅立ち、自らの光の糸を使って宇宙の創造に加わることができるのだ。人類の集合意識を超えてゆくとは、そういうことなのだ・・・」
次々に謎が解明され、心の底から爽快な風が吹いてくる。(完)
以上、「宇宙の羅針盤(下)」から転載しました。
(過去記事)
【6と7の架け橋】光の糸(1)(2018/4/5)
光回線が断線、宇宙は光の糸でつながっている(2018/8/6)
13日の「著作権侵害、新たにスクショも違法対象に」におきまして、『「宇宙の羅針盤シリーズ」は、「集合意識を超えて」を掲載して終わりになります。多分、連載10回ぐらいになると思います~』と述べましたが、勘違いしておりまして、「集合意識を超えて」はこれにて終了となり、次回からは「太陽より生まれし者」を連載して終わりとなります。申し訳ございませんでした。![]()





