昨年の「パナマ文書」も、今年の「パラダイス文書」も、正義の味方が暴露したわけではありませんでした。アメリカの軍事費調達のための茶番劇でしたとさ~![]()
「スイスリークス事件」「パナマ文書事件」漏洩の黒幕
2007年、イギリス金融大手にして世界中に支店を置くグローバルバンク「HSBCホールディングス」のスイス支店にあるプライベートバンキング部門から、スーパーリッチの顧客リストが漏洩した。IT担当のエルベ・ファルチアニが機密ファイルを盗んだのだ。
エルベ・ファルチアニ
ファルチアニはそれをフランス政府に提出し、当局の脱税摘発のために活用された。その後、2010年に他国とデータが共有され、「ICIJ(国際調査報道ジャーナリスト連合)」が問題のリストをフランスの「ル・モンド」紙から入手した。
2015年2月8日、ICIJは45社を超える顧客名を世界中のメディアに提供し、HSBCが200か国以上の顧客の合法的脱税を幇助したと公表した。判明しているだけで、顧客の口座残高の総額は12兆~14兆円に上る。
日本の大企業の合法的脱税不足分を国民に補わせる(11/5)
世界の人々の共通する意識は、税金を納めずタックス・ヘイブンを利用するスーパーリッチは悪党で、彼らに鉄槌を与えたファルチアニは英雄である。合法的脱税を推し進めたHSBCホールディングスは、「巨額脱税幇助」で世間から責められるのは当然として、スイス当局がファルチアニをデータ窃盗の容疑で起訴するのは反対とする。
しかし、ファルチアニ自身は、莫大な金目当てでデータを盗み出した男で、データの信頼性が疑われ、売却に失敗した結果、仕方なく欧州各国の当局へ情報を提供したに過ぎない。金が駄目なら売名行為で生きていこうという男だ。
顧客リストには、世界的企業の役員を筆頭に、政治家、王族、プロスポーツ選手、アーティスト、投資家など巨万の財を成したスーパーリッチがリストアップされていた。この事件を「スイスリークス事件」というが、これら全てが巨大な目的のための撒き餌に過ぎず、スーパーリッチを超える存在がその仕掛けの背後にいる。
(参考) スイスリークス事件(Wikipedia)
たとえば、HSBCホールディングスだが、イギリスの統治下にあった頃の香港に創設された「香港上海銀行」が前身である。中国系ではない。この銀行を興したのは、「アヘン戦争」で莫大な利益を得たアーサー・サッスーンで、そこから発達派生したのがHSBCホールディングスである。そして、アーサー・サッスーンはロスチャイルド一族の一人だった。
パナマ文書の次は「パラダイス文書」?(11/6)より
そんな最中、今度は「パナマ文書」が暴露された。2015年、ドイツの「南ドイツ新聞」紙にデータが流され、ICIJにも送られた。元はパナマの「モサック・フォンセカ法律事務所」が作成した機密文書で、1970年代から作成され、その総数は1150万件とされる。実は、最も口が堅いとされたモサック・フォンセカ法律事務所は、HSBCと連携しており、世界で4番目に大きなオフショア法律事務所だ。
興味深いことに、「ウィキリークス」はパナマ文書の流出にはアメリカ政府が関与していると公表している。「アメリカ国際開発庁」と投資家ジョージ・ソロスが関わっていると暴露したのだ。
ソロスはハンガリーのユダヤ人の一族で、ロスチャイルドと同じアシュケナジー系ユダヤである。さらに言えば、ICIJの本部はワシントンD.C.にあり、NSA絡みの職員・記者が入り込んでいるとされる。
スーパーリッチは必ずしもアシュケナジー系ユダヤばかりではない。同じ白人でも多くはアングロサクソンなどの異教徒である。ほとんどがキリスト教徒でユダヤ教徒ではない。ロスチャイルドもロックフェラーもユダヤ教徒(ロックは隠れユーダイオス)のため、真のリッチスタン王国にアシュケナジー系ユダヤ以外の異教徒を加える気は毛頭ない。
スーパーリッチの多くは、ロスチャイルドの真似をする新興富裕層に過ぎず、彼らは99%の非支配層上位にいるだけの奴隷階級に過ぎない。彼らの資金は全て、最終的にロスチャイルドが合法的手段で吸い尽くして略奪する。
その仕組みを簡単に述べよう。世界中の人々に、合法的脱税をするスーパーリッチを暴露して悪玉にし、それを回避できる唯一の国をアメリカと思わせる。ネバダ州リノはタックスヘイブンに資金を隠し持つ海外顧客の最終的行き先で、莫大なスーパーリッチの金がアメリカの銀行に流れ込んでいる。
米FRB 政策金利0.25%引き上げ(12/13)
なぜならアメリカは、「OECD(経済協力開発機構)」の新情報交換基準適用外だからだ。それは、アメリカの金利引き上げによるドル安で、世界中にばらまかれたドルがアメリカに向かって逆流している様と酷似する。というか、連動していると言ってもいい。(略)
ところがである。スーパーリッチの隠し資金が満杯になった段階で網が閉じられる。大規模なリークが行われ、アメリカ政府が、隠し資金の全てを合法的に奪い取るのだ。
(※パラダイス文書はこの流れなのかも?)
アメリカはその莫大な資金を使って大きな戦争を起こし、膨大な軍事兵器を軍産複合体から調達する。そのトップにいるのが、ロックフェラーであり、最終的な資金の流れがロスチャイルドへと集結する。
(参考) ベニスの商人(Wikipedia)
日本も例外ではなく、自民党と公明党を通して、一般国民の資金が根こそぎ“ベニスの商人”に持って行かれる。その場合、ロスチャイルドが支配する「IMF(国際通貨基金)」が刺客に使われる。
アメリカの傀儡「自民党」国賊政権(1)(12/15)より
(※来年から行われる増税はベニスの商人行きなのかも?)
「知られざる『1%寡頭権力の王国』リッチスタン:飛鳥昭雄著」より転載しました。(※D・ロックフェラー氏死去前に書かれています)







