転載部分が長文なためにそこだけ文字サイズを小さくします。
空を飛ぶことを捨てた鳥たち
昔はペンギンも大空を自由に飛び回っていました。その証拠に、ペンギンの尻尾しっぽには尾椎骨(びついこつ)という空を飛ぶ鳥が共通して持っている長い尾の痕跡こんせきが残っています。
鳥の祖先は、今から約1億3500万年前、爬虫類はちゅうるいから発生したと考えられていて、尾椎骨(びついこつ)は、その爬虫類からの進化の名残りと考えられています。鳥の中には、ペンギンの他にも、ダチョウ、エミュー、キーウィのように進化の過程で空を飛ぶことを捨てた鳥たちもいます。
≪ペンギンが飛べなくなったわけ≫
今のペンギンの原型と思われるペンギン(プロトペンギン)の化石が、5500万年前のニュージーランドの地層から見つかっています。
しかし、ペンギンの先祖は、それよりずっと前の恐竜がいた時代(白亜紀はくあき)に登場していたと考えられています。1億2000万年前、ペンギンの祖先である鳥たちは、どう猛な肉食獣を避けて、より豊富なエサを求めて北半球から南半球へと飛び立っていきました。
肉食獣たちは、空を飛べないため、そのまま北半球に残ります。鳥たちが移動した南半球の地には、鳥の敵はなく、地上には豊富な食料がありました。身の危険もなく食料も豊富にある南半球での暮らしの中で、鳥は苦労して空を飛ぶ必要がなくなりました。
鳥は飛ぶことで、さまざまな利益を得てきましたが、飛ばなくても身の安全確保と食料が得られるのなら、鳥は飛ばなくなります。
なぜなら、重力に逆らって飛ぶということは、物凄いエネルギーが必要になるので、鳥が飛び続けるためには多くのエサを獲得しなければなりません。
それにひきかえ、飛ばない鳥には飛ぶためのエネルギーは要らないので、莫大なエネルギーの節約になります。
やがて、敵もいなく豊富な食料に恵まれた環境の中で、ペンギンの個体数の数も急増し、そのため、当時、南半球の地(今のニュージーランドやオーストラリア)と地続きだった南極へと進んだペンギンもあらわれました。
南極の新天地に移動したものの、やがて、そこは故郷と分離してしまいます。かつて温暖だった南極大陸は、環流かんりゅうに囲まれ、環境は激変。温暖だった環境は急変していき森林に取って代わって南極は氷の世界へと変わっていきました。
食べるものがなくなり追い詰められたペンギンの祖先は、地球で最も冷たい海に命がけで飛び込み、エサを探しました。しかし、その氷点下の海の中にこそ、ペンギンを救う豊富な恵みがあったのです。
南極環流なんきょくかんりゅうの流れる冷たい海は、実は地球で最も恵みにあふれている場所でした。ペンギンたちは、その海で生きることを選び、寒さへと適応していったのです。(転載終了)
京都駅のペンギン
前記事「星はなんでも知っている(2)」の続きになります。今回は「星」が出てこないのでタイトルを単独にしました。
ペンギンは列記とした鳥類です。しかし、空を飛べません。いえ、空を飛ぶことを捨てたのです。赤字部分が最大の理由です。
◎ 主人の夢・・「ペンギンの子どもが生まれるからお金がかかって困るんだ~」
◎ 京都駅・・「ペンギン三羽のオブジェ」
勘の良い方ならピーンと来るでしょう。そうです、ペンギンとは、身の安全と食料が確保できていることによって見事に思考停止している日本人を象徴している生物なのです。
戦後の「3S政策」は今でも続いています。TVのチャンネルをひねると、毎日のように「お笑いとグルメ」のオンパレードです。シリアの可哀想な子どもたちのことなどどこ吹く風です。
新潟県の石「ヒスイ」が日本の石に 鉱物科学会(9/25)
日本鉱物科学会は24日、金沢市で開かれた総会で、糸魚川市を中心に産出されるヒスイを「日本の石」(国石)に選定した。最終候補に残った5種類の国産石から会員約120人の投票で選んだ。佐渡市の佐渡金銀山などで産出された自然金も最終候補に残ったが、選から漏れた。(引用終了)
糸魚川周辺で産出される「翡翠(ヒスイ)」が≪日本の石≫に選定されました。このニュースを記事にしようと思い、『翡翠』と検索していましたら、上記の画面が出てきて驚きました!鳥のカワセミは翡翠とも書くのです。
カワセミ(Wikipedia)より引用
カワセミは、それを表す(読む)漢字が沢山ある。川蝉、翡翠、魚狗、水狗、魚虎、魚師、鴗などがあり、川蝉はセミとは関係がなく、「カワセミ」の音を当てた漢字。魚狗、水狗、魚虎、魚師などの漢字はカワセミが巧みに魚を捕らえる様子から来た。宝石のヒスイはこの鳥の羽の色に由来して名付けられた。漢字の「翡翠」は、カワセミ、ヒスイどちらとも読める。(引用終了)
なぜに、ペンギンのオブジェが京都駅にあったのでしょうか。鳥羽水族館がある鳥羽市ならわかりますが、京都水族館があるにせよ、「古都・京都」の目玉ではないです。京都は平安京の都から、秦氏、賀茂氏、安倍晴明などの暗号者が様々な仕掛けをしてきました。八咫烏の存在も侮れません。「籠の中の鳥」をペンギンで表したのかもしれません。
聖徳太子の「未来記」(10)より
パパゲーノという鳥串し職人が登場する。(略)彼は腹が満たされ、機嫌よく酔えればそれでいいのである。彼にとっては、糧をくれる人が主人である。だから主人に尽くす。それだけだ。迷信を信じ、自分の頭で何を考えるでもない。それが無知ということであるということも知らない。パパゲーノは、労働し、毎日の糧を得る普通の人間なのである。
こうして覚醒すべき人間と、労働階級にいる人間・・・ふたりが主人と従者となって、通過儀礼を受けることになる。
その結果、パパゲーノは途中で挫折し、大地に飲み込まれて消えてしまう。だがパパゲーノはその後、パパゲーナという女性と結婚し、多くの子供に恵まれて幸せに暮らすことが示唆される。一方タミーノは、次なる試練に立ち向かい、イシスの神殿に入ろうとしている。
つまりこれは、生き方の問題である、ということだ。
タミーノは、精神的、道徳的に世界を導く覚醒した人間である。イルミニストを倒すべき救世主である。その救世主は、古代の神の奥義を知る選ばれし者、神の意思を理解する知恵の鍵を持つ、王家の人間である。
だがパパゲーノは、男と女が結び合い、家庭を築く幸福の形を示している。アダム・ヴァイスハウプトはこれを「原始的な幸福」といったが、まさにこれも人間の幸福の姿である。
だが、それは野獣と同じではないのか?だからパパゲーノは鳥の恰好をしている。パパゲーノの幸福は「籠のなかの鳥」・・・小さな幸福なのである。(引用終了)









