≪太陽の人たち≫(青字は少年ペドリュート)
水の中からすざまじいスピードでオフィル上空に舞い上がった。数秒後にはいくつかの建物があるところに着き、円盤はそのまま空中にピタリと停止した。窓の外を見た。途端にひどい目まいを感じた。なんと、何人もの人が空中を・・飛んでいた!
空中に両手を広げて、ある人は垂直に、ある人は水平に浮いていた。みな、目を閉じていて、優しい、うっとりとした表情をしていたが、深く気持ちを集中させている様子がわかる。空中をゆっくりとまるでワシのように、大きな輪を描きながら飛んでいた。
アミは「セント・メトロ(感覚計)」を取り出して、彼らの一人にあてた。
透明になった男がスクリーンに現れた。彼の胸の光には驚くべきものがあった。光は彼の体の内部にとどまらず、体の周囲を弧を描いたように外に向かって輝いていた。
(アミ)
「宇宙最大の力・・愛の力・・を体験しているところだよ」
(どうして飛ぶことができるの?)
(アミ)
「愛の力が持ち上げているんだよ。ちょうど僕たちが海岸でやったようにね。」
(きっとすごい度数をしているんだろうな?)
(アミ)
「ここにいる人たちは、平常1000度前後の度数だけど、精神を愛に集中することにより、2000度以上にもなる。今やっているのは精神訓練のひとつだけど、訓練が終われば、いつもの度数に戻るんだ。また、今の彼らと同じくらいの度数を平常持っている世界の人々もいる。でも、君も僕も今のところ、到達できそうもない世界もある。それは、1万度を超える度数を持っている太陽の人たちで、もう、ほとんど純粋な愛だ。」
(太陽の人たち?)
(アミ)
「うん、様々な太陽に住んでいる人たちのことだよ。」
(そんなこと、一度だって想像したことなかったよ!!)
(アミ)
「当然だよ、誰だって自分のはるか上にある段階のことなんか、見ることも想像することもできないからね・・。 」
「アミ 小さな宇宙人:エンリオ・バリオス 著」(徳間書店)より
【チーム・アグネス情報掲示板】
http://flg.jp/~agnes/joyful.cgi


