ここ5年くらい、
強く思うことがあります。
それは、
「私と日本との絆というのは切れないものだ」
ということ。
日本を飛び出したばかりで
初めてイギリスに留学していた際、
日本人っていうのはイギリスにいても
たくさんつるんでいてみっともないなぁ、とか、
わざわざ日本を出ているのに
どうしてまた日本人の友人を探すものか、とか、
ちょっと力んでいた時期がありました。
日本人同士のお互い言わなくても分かる礼儀とか、
年長者や立場が上の人を
その地位だけで自動的に持ち上げる傾向とか、
正直面倒だと思ったこともあります。
世界のほかの人たちとの
交流・仕事の場では、
日本人の方々が
礼儀正しく、何でも丁寧なために
他の人たちよりも自己主張が苦手で、
「日本人って何て損しているんだろう」と
思ったこともあります。
でも、
私と日本の絆は切れない。
そして、
私が日本とつながっているということは
すごいことだなぁ、と思うようになりました。
日本で2年前に震災があった際には、
「私の国が」、「私の国の人たちが」
大変なことになっている、と
初めて思いました。
そう考えるとき、
やはり5歳にして在住国が5カ国目になった
ハーフの姫には、
そういう絆をつくっておいてあげたいな、と
思うのです。
私みたいに自動的な絆はないから。