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今日は先日訪れたローマ駅構内の、ナイキデカプリント広告の様子を紹介します。
日本で見られない広告で、前に陳列されている商品もEUバージョン、
日本では未発表、未発売のものが多く見られます。
モデルはもちろん、小生も大好きなマリア・シャラポワです。
大きさは手前に陳列されている、実物がかなり小さく見えるので、
高さ4m、横幅は8m以上はあるかと思います。この広告の後ろ側がショップ(お店)になっています。
もちろん男性バージョンもこの横にあったのですが、ポーズ、シュチュエーション等、
重複するので、割愛させていただきました。
TVCM等では、まさに動の映像力を遺憾なく発揮しているナイキですが、
大型プリント広告では、日本の生け花のような、静の座るポーズで彼女の膝のあたりに
(一寸むかしの映画、氷の微笑目線)お客様達の目線が来る様に配慮し、飾られています。
この事によりかなり足元が強調され、さらに撮影も広角レンズを使い、
足元付近からのアングルで撮影し、さらにナイキスニーカーが
大きく目立つようにデフォルメされているのが分かります。
これでは、ディスプレイの手前に置かれている、実物のナイキスニーカーが完全に
負けてしまいますが、そこで、また一工夫です。
靴の先が斜め前を向いて、かかとをあげる事によって、足の甲の部分が見える様にし、
同時にベタっと平置きするのに比べると、スポーツシューズの軽快感が出されています。
さらに注目すべきは、かかとに引かれた上から青、グリーン、黄の透明な三角形の板です。
大きさが不揃いな所が、お客様の目をかなり引きます。
白や淡いパステルのシャラポワ選手の衣装と白い肌とブロンドの髪、
背景の黒、商品を載せる台も黒。
モノトーンに近い世界の中で、このスニーカーに引かれたアクリルの色は
このウィンドディスプレーの効き色になっています。
撮影 熊谷
ここで、ミニ知識です。皆様が靴のカタログ、パンフを見た瞬間に、
靴の単品写真は左足の外側から撮ったものが多いのにお気づきでしょうか。
なぜなら人類は右利きが多く、右利きの人は、左から右へと視線を使う癖があるのです。
そのため横書きの文字は左→右、つまり、靴はつま先からかかとへと見せるのが自然になじみ、
それも普段、目にする外側と言うことになるのです。
ちなみに、日本向け商品とEUの商品との違いと言うと、明治維新以来、脱亜欧入を目指した
日本人としては、未だに欧米への憧れが強く、欧米ブランド名もしくはロゴマークが
大きく表現されたり、はっきり分かる物を好みます。
EUで見られるものはその逆に、デザイン的なバランスで、ブランド名やロゴが溶け込む様に
小さいものも数多く発表されております。
つまり、販売先の国によって商品コンセプトも変り、商品デザインも変えるということなのです。
僕の今やっている仕事は、デザイン、撮影するだけではなく、
取引先、広告主のクライアントの商品の売り上げをいかに伸ばすか、企画書を提出し、
ここから、すべてが始まるのです。
そこで、企画書で忘れてならないのは、5つのW、What,Why,~ などと
一番大事で具体的な2つのH、How much, How to,です
今日は、某企業に提出した、トップシークレットの企画書の一部を
皆様に分かりやすく 解説してみました。
こうしてみると、広告やディスプレイも楽しくなるかと思った次第です。
それにしても、ウゥ~・・・マリア・シャラポワ・・・アスリートの中でも
特に可愛く・・・奇麗で・・・セクシーです。
それでは、ナイキのお面白CMとリンクを貼っておきます。
熊谷

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