=転倒後2日目=

 

 

母の痛みは

ひどくなる一方だった

 

 

鎮痛剤を飲ませると

3時間ほどは 静かに眠る

 

でも 薬が切れてくると

ものすご~く 痛がる

 

見ている 私も

辛くなる

 

 

湿布を貼ってあげよう

と思って

 

どこが痛いの?

 

と母に聞くと

何故か

お腹や 背中のあたりを指して

 

ここらへん

ここらが全部 痛いのよ

 

と喘ぎながら 言う

 

 

…ということは

もしかして 内臓が

ダメージを受けてるってこと?

 

 

病院からもらった 鎮痛剤は

まだ残っていたけれど

 

私は 母を

かかりつけ医に 連れて行くことにした

 

痛がる母は

全面的に 私に体を預けてくる

 

2階の部屋から 階段を下る間

母もろとも

何度も 転げ落ちそうになった

 

その後 車椅子に乗せるのにも

悪戦苦闘した

 

 

クリニックに着いた時

 

私の あまりのヘロヘロぶりに

顔見知りの 受付の人から

 

何があったんですか?

 

と 母のことより先に

心配されてしまった

 

 

 

かかりつけ医には

一昨日の転倒の 顛末と

退院以来

背中と お腹に 強い痛みが続くことを

伝えた

 

 

先生は 内診後

数枚の レントゲン写真を見ながら

 

背中にも お腹にも

特に 問題となるような所見は

なさそうですけどねえ

 

と言った

 

ただ 痛みが続くようなら

整形外科の先生に 診てもらうのも

いいかもしれません

 

とも 付け加えた

 

 

 

結局

救急病院と 同じような

診断結果だった

 

ただ

 

痛みを放置すると

それによって

全身状態が 悪くなることもあるので

 

どうしても 痛みが強い時は

これを飲ませてあげてください

 

と少し強めの鎮痛剤も

処方してくれた

 

 

これは

いざ という時に

私のメンタルを保つ お守りとして

有り難く いただいた