第1部~第2部~第3部 に続いて
父からの手紙
「拝啓
地球温暖化も梅雨のような雨夏でやや一服か。
さて、先日は積もる話もあったが、壁に耳あり障子に目ありの状況で、お前の施政に幾分とも支障が出てはいかんから書にしたためる。
尚この書簡も読了後焼却されんことを願う。
お前を孤独に押しやって胸が痛むが、大衆を、偏らず正しい方向に導く吾が家系、遺伝子の天から与えられた使命は今さら覆すことはできぬゆえ、不憫とは思うがどうか堪えて地球のために貢献していただきたい。先憂後楽、滅私奉公は当家の家伝と心得よ。
先の大戦でも言うべき正しいことを言えなかったために多くの罪のない者の犠牲が出た。その反省の上に立って二度と間違いはしたくない。
君も断片的に分かってると思うが、この地球上は多くの人種で価値観も多様な問題をはらんできた。
世界は今、冷戦時代と違って、難民や人種差別、或いはテロと世界秩序の構図が変化しつつある。
一口にテロと言っても経済的テロ、信条宗教的テロ、政権奪取など多岐に亘る。
それは武器売買を生業とする者があるからでもあり、国民の声を聴かないからでもある。
一方で世界の警察を自負してきた米国の力関係、米経済が衰退してきているからでもある。
それでも米国は植民地、領土は保持したいし、経済大国の看板は下ろせない。飽食、肥大化してランニングコストがかかる。
そのために冷戦時代は終わっても米韓合同軍事演習とかで必要以上に北朝鮮を煽って、日本からみかじめ料、もとい、核の傘護衛付属品を購入させようと目論んでいるという見方もある。
どうもT大統領は日米メディア側と相性がよくないようだ。品位の問題というより、謙譲の美徳に欠ける言動に指導層が離れていっているようだ。
メディアサイドの意図的編集かどうかは判らないが、先日T大統領がプロレス会場で暴力をふるっている報道映像が流れたが、公人が疑問を持たれるようなそういう場所に行くこと自体も問題ではないか。 それらからイメージされることは・・・・・・
それはプロレス興行のようにいわゆる”やらせ”が横行蔓延しているとも受け取られかねない。
それなら北朝鮮と”できレース”もありうるという論理に至るのが自然ではないだろうか。
さらに、そんな暴力肯定派首脳が核の発射ボタンを操作できるとしたら・・・・・・。逃げ場のない堪らない戦慄が奔るのではないだろうか。
また、不安ビジネスに煽られ、その都度うろたえて防具を買わされるという主体性のない国にさせないようしっかり見張っていなければならない。
またあの国には建国以来の人種差別問題がある。WASP(白人)を優先することで国民が割れる。
お前は亀だが、お姉さんたちは金魚だ。そのことは知っているだろうが、お前はお姉さんたちと一緒に住めるか?金魚に身をやつしているお姉さんたちを同じ家族、同胞として分け隔てなく愛せるか?
金魚族の悩みや言い分を理解できるか。
そういう問題をクリアしていかないと今後の地球には住みづらいぞ。
経済的相談役の意見を聴いたり、群衆の支持信望を向上させていける自信があるか?
指導者は初動措置を誤ってはならん。
またスペイン等欧州の不景気は一つに少子高齢化で経済鈍化~警官等治安当局の脆弱化を招き悪循環を辿っている。これも初動傾向を見誤った例だな。
これらの現代世界情勢を反面教師として、次の世界の指導者はどうあるべきか。読み取ってほしい。
お前ならできる。今は中庸の徳、人望の力を学んで、次のステージに備えてもらいたい。以上だ。
この頃赤トンボも見かけるようになり、蝉しぐれも今が盛りかと思いますが、来るべき季節の変わり目に備え、何卒ご自愛(健康管理)のほどを祈っております。
敬具
平成29年 夏の或る日
父の亀之助
亀亀(カメカメ)ハ 様 」
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一方、こちらでは少女像やリー将軍の像、撤去をめぐって反対派と小憎らしい小競り合いが起こっています。
押し合いへし合いしています。同じカニ族に見えますが、何がどう違うんでしょうね?
つまり偉大な指導者に恵まれていない烏合の衆ならぬカニ道楽の戯れ合いでしょうか。 ~ 現場からお伝えしました。
<以上、第4部はこれまで。 ~ 以下次号につづく>


