こんにちは。
前回はセロトニンと腸内細菌についてふれましたが、その後読者さんからの反応もあり、結論から言うと腸内細菌の種類、量については個人差があることがこれまでの研究でわかってきました。
たとえば、①日照不足タイプ、②運動不足タイプ、③栄養不足タイプ、④共感不足タイプなどです。
①日照不足タイプについては早寝早起きをお薦めします。そのために昼寝は5~15分内にとどめて眠気を夜寝るまで少し残しておくこと。これは江戸時代福岡藩の学者・貝原益軒が「養生訓」で述べている長生き法。ご本人が当時実際、長寿(84歳)を全うしたことでも説得力があると思います。
②運動不足タイプはリズム運動やカラオケなどで声に出す、発声することで「気」の新陳代謝がはかれる。
③栄養不足タイプは腸内細菌を養うために偏食せずしっかり咀嚼して食べることが改善に繋がる。
セロトニンをつくる栄養素のトリプトファン、つまり納豆などの大豆製品、乳製品、鶏卵、魚卵、ゴマ、バナナなどの朝食をTVや新聞など見ないでしっかり粗食して朝のセロトニン神経の活性化をはかる。マスコミなどに一々動揺されず、朝を制する者は一日を制す。
④共感不足タイプは人とたくさん接して喜怒哀楽の共感脳を鍛える。無機質な画面は避け、一日30分は直に対面対話傾聴するよう心がける。つまり五感(美しい愛らしいものを見る、美しい声、音を聞く、芳しい香気、美味、ふれあい)で感性、直観力を鍛える。
以上がポピュラーな現代のセロトニン向上ルーティン(日課)であるが、上述の江戸時代の学者・貝原益軒も当時顕微鏡など普及していない時代、おぼろげながらセロトニンの正体を掴んでいたのではないかと思えてくるのが「養生訓」の一節で、「酒は酩酊するほど呑むのでなく、ほろ酔い程度に寸止めしておくのが健康に良い」とある。
これはセロトニンの特性に、クールな覚醒作用があるからである。脳が興奮しすぎることなく、頭がボーとして各部の機能が働かないという状態でもない、最適な覚醒状態に導いてくれる。
演劇にたとえれば、熱演型でもなければ消極型でもなく客観的演技派といえよう。
それは脳内のセロトニン濃度が一定のレベル以上に保たれることで可能になる。
そのために上記のような栄養素を常に補給し腸内細菌として油圧系セロトニンの働きをサポートしていれば恋愛も可能になる。
五感刺激、インパルス(電気信号)が神経末端に奔り、それは理性にコントロール、相互に連繋されているから自己制御も可能だが、栄養素のガス欠だとどうなるか。
これは五輪も見据えた長期健全国家、積極的な健康長寿の為にも、国家予算削減急務な高齢者医療費抑制のためにも、上杉鷹山や山田方谷にみる国家百年の大計でではなかろうか。
