レビューです
『或る女』
有島武郎
白樺派です。
片山ゼミで発表するために読みました。
明治時代の作品です。
『宿屋決めずに草鞋を脱ぐ』ことはしない。
葉子は、倉地のことを心から愛しながらも、婚約者である木村を経済的な援助を見込み、決して手放さない。そんなことを知らず、金を送り続ける木村、妻と子そして仕事を捨てる倉地。
倉地の仕事がうまくいくまでは、木村は絶対に繋ぎ止めておかねばならない。。。
倉地が危ない仕事に手を染める。
実の妹への激しい嫉妬。
誰をも恨み、誰をも信じられなくなる葉子。
次第に皆彼女から遠ざかる。
そんな葉子の運命は……?
って感じの話です笑
でもなんかね。
真珠夫人読んだときも思ったんだけど、やっぱこういう明治時代の男女の物語って、現代の目線で見ると茶番劇なんだよね。
だって、そもそも男女のあり方が全然違うじゃないですか。
言わば昔は、女性は男性の奴隷的存在だったわけだし。
だからその時代からしたら葉子はすごいし、物語も斬新だったろうけど、現代の価値観だとベタな話に感じてしまうのよね。
それに、
葉子が、男性を翻弄しているようでいて、実は依存しているっていうのは、あまり気持ちのいい話じゃなかったな。
ラストも含めて。
このレビューはもう自己満なんで、まぁ本大好きって人は読んでみて下さい。
