対龍山荘 | 朝寝坊弁慶のささやかな交湯録

朝寝坊弁慶のささやかな交湯録

朝寝坊弁慶の由来は、朝寝坊して昼過ぎからのこのこと温泉に出かけていく習性に由来しております。

弁慶はなにかといえば、語呂合わせみたいなものです。

興味の幅がありすぎて、まとまりがありません。最近は京都に住んでいます。気持ち的にはです。

もう帰る必要はなくなったので、ゆっくりと京都を楽しみます。



対龍山荘


薩摩出身の官僚で実業家の伊集院兼常の邸宅だった建物を、呉服商、市田商店の市田弥一郎が改造。この時の作庭を七代小川治兵衛が行った別荘。


2010年にニトリが購入し、保養時やとして量していたが、今年の1月15日に一般公開を開始した、まだまだ俊な場所なのであります!



入荘料2000円ということで、誰でもかれでも入ってこないところが、なかなかよろしい🤭。


最初に代表的な客室から、毛氈の上に座って庭を眺める。



この部屋の菊の紋は皇室がご利用になったから許されたと考えられていますし、実際宿舎として利用した歴史があるそうです。



調度品の撮影も可であります!


最初の蔵へ移動。



十四代柿右衛門。美術館だと見るだけでだからたいへん嬉しい。記憶には留められないからね。



楽焼。



蒔絵の硯箱


2階へまいります。



この窓はガラス入ってないので、外気が入ってくる。現代だと丸ガラス入れちゃうのだろうけれど、ここは、内側のガラス戸を引いて閉めるのですね。


そうそう、ガラスは波うってる古いそのまま。弁慶本家の醤油屋の昭和初期の旧家もそうだった。子供の頃よく遊びに行っていて、弁慶はあれが大好きだったのですが、オランダ製で今は手に入らないのだそうです。



いくつか部屋があります。こにらは居間かな。



2階から降りて別の蔵へ入ります。



こちらは絵でした。池大我、円山応挙、竹久夢二。



斎藤清。



茶室です。


尊円親王の書。伏見天皇の第六皇子で南北朝時代を代表する書家で青蓮院流の祖なのだそうです。



庭に出ました。東屋がありました。



建物の外観。最初に座って庭を眺めた部屋は手前です。



鯉が動きませんが、寒いからでしょうか。



あ、鳥だ。なんでしょうね。



このような建物で、竹の縁台っていうのも珍しいかと思います。



右手の滝は部屋からの眺めの中で印象の強い物でありますので、部屋からその滝の音も心地よく聴こえるのでありますが、その他の部屋に移動すると、その音は一切聞こえなくなります。



これが部屋からの滝の姿ですが、実は他の部屋同様に、ここからも滝の音は聴こえません。



聴こえているのは、この部屋の真下に造られた、せせらぎの音。視覚と聴覚が融合してこその景色ということなのでしょうか。すごいです。


ね。