原発アクションを通り過ぎて榛名山へ | 朝寝坊弁慶のささやかな交湯録

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朝寝坊弁慶の由来は、朝寝坊して昼過ぎからのこのこと温泉に出かけていく習性に由来しております。

弁慶はなにかといえば、語呂合わせみたいなものです。

興味の幅がありすぎて、まとまりがありません。最近は京都に住んでいます。気持ち的にはです。

今日は高崎で「3.11さよなら原発アクション」が開催されていた。知り合いも参加しているし、行ってみようかという気持ちにもなった。

でも私は原発を完全否定はしていない。だから躊躇した。

私の否定しているのは、いままでの原発の運営であり、今回の津波を想定しないで行われるストレステストの基準であり、それを進める政府であり、学者であり、企業なのだから。今のままでは認められない。

でも我々は少なからずも原発の恩恵を受けて今までの生活をしていたのは事実である。私にはそれを捨てる決心はまだできない。電力に頼らない生活に移行する決心はまだできていない。原子力のテクノロジーも評価できない。ただ慢心があったことは事実として判断している。

おとといのテレビでもわかったけど、福島1と同じマーク1を運転していたスイスでは、電動ではないベント弁を設置したり、電力の完全喪失に備えた設備を増設したり、考えられる対策を独自に行っていた。更にはその情報を東電に提供し、同じ対策を薦めてさえいた。

それを必要ないと判断したのは東電であり、ありあまるお金を原発推進の啓蒙活動に消費していたのは東電である。私の知人は福島の原発を見学に行ったことがあるが、そこで受けたのは想像をはるかに超えた接待攻勢だったそうだ。そのお金を本来の安全に使っていたら、今回の被害はいかほど低く抑えることができただろうか。

だから値上げをしたいならすればいい。早く説明にやってくればいい。聞きたいことは山のようにあるんだよ。原料の値上がりで必要な値上げは認めよう。でも原発事故でかかる経費は一切認められない。それは企業が、社員が、責任を持って対処しなければいけないことだ。

東電が値上げの通知を出した企業の従業員が、どれだけの年収で働いているか一回考えてみればすむだろう。


だから今日は榛東村のメガソーラー予定地と思われる場所に行ってみることにした。たぶんそれは榛東村の榛名カントリークラブの跡地にできるのではないかと思う。だからそこに行ってみることにした。



それは伊香保森林公園にも続く道だった。それにしても日が悪かった。先週末の降雪で動画の通りの道だったのだ。2輪駆動では途中でとうとう登れなくなり、久しぶりに4輪駆動にシフトして登っていくようだった。


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車高の高い車だがからデフに余裕があるけれど、乗用車タイプでは腹を擦ってしまうような積雪。


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周囲は杉林で視界はあまり良くない。ゴルフ場の跡地がどこなのかまるっきり見えない。


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そうしてたどり着いた榛名カントリーの入口だが、立ち入り禁止でゲートも閉まっている。しかし、中に伸びる道路には轍跡が残っており、メガソーラーの建設地はまさにここなのだろうと確信はできた。なんとか中の様子を見たいものだとは思ったが、この雪ではそれも無理だと判断して、見晴らしの良い場所までもどった。


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天気が良くないのだが、晴れたらなかなかの景観だろうなと感じられた。榛名山南面は放射線量が高いのではないかと思ったので周囲で計測を行う。参考資料によれば0.125~0.250μSv/hの放射線量とされている。機種はエアカウンターSで、地面からの距離は30cmくらいで計測。主に崖の斜面を計測してみた。

※参考資料はhttp://gunma.zamurai.jp/pub/2012/0305Dmap.jpgである。

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0.28μSv/h


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0.13μSv/h


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0.16μSv/h

いきなり0.30を越える数値で計測が始まったのでどのくらい出るのかと思った。平均すると0.19μSv/hとなるが、部分的に集積している可能性もあるのじゃないかと思う。



山から降りて、水沢観音へ。朝、照英が水沢うどんを食べているのをテレビで見て、食べたくなったんだよね。

ちょうど駐車場につくと同時にサイレンが鳴った。「ああ、時間なんだな」と思って水沢観音へ。


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本堂の中では僧侶がお経をあげていた。


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お参り後は清水屋。


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注文したのは中もり。店内には水戸から来た青年と高崎のお嬢さんのペア。そちらには「どこから来たのか」とか「わざわざおじさんのうどん食べにきてくれたんか」「これ食べてみて」とずいぶんサービスが良かったが、こっちは頼んだものしかこなかったけど、望まない客なんか?

こうして好きなものが好きなときに食べられるだけでもありがたいとは思いながらも、そういうことなので味の評価はせん!


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店を出ると雪が舞い始めて、伊香保温泉に入る頃には横殴りの大降りになっていた。こんなときになぜか傘がない。

帰るか・・・。