鳴子の名のおこりは、一説には源義経が北行(源頼朝に追われて平泉へ落ちのびる途中)した際に、出羽の国で婦人が子供(亀若丸)を産み、この地に来て産湯をつかわせたところ初めて呱々の声をあげたことからくる「啼子」説や、承和四年(837年)に潟山が大爆発し、熱湯が轟音をあげて噴出したことから、村人が「鳴郷の湯」と名付けたとする説があります。(出展 鳴子温泉旅館組合)
また、同じ鳴子温泉旅館組合のHPによれば、鳴子温泉には9つの泉質
があるとされている。この泉質表をひとつひとつ見ていくと、その全てに入ることが可能で最小の件数の組み合わせが、姥の湯温泉旅館と滝の湯であることがわかる。
以上の結果から訪問先が必然と決定した。弁慶だからここにくるのは必然だよな。
174湯 鳴子温泉 義経ゆかりの湯 姥の湯旅館
宮城県大崎市鳴子温泉河原湯65
TEL:0229-83-2314
予約をしたのは東北新幹線の中からだったし、到着したのは18時だった。自炊部だったら大丈夫だろうというつもりで電話したんだけど、食事付の旅館部での予約になった。姥の湯旅館は鳴子温泉駅から線路の反対側へと回りこんで、424m、徒歩5分、ずっと下りで楽な道のり。
ロビーには雛祭りらしく雛飾り。
部屋は2階。入口の上の四畳半で暖房は石油ファンヒーターのみだがぬくぬく。
今日は仲居さんが少なくってお食事のご用意に30分ほどかかりますということだったが、快く了承し、早速入浴することにした。
この亀若の湯と書かれたエリアには亀若の湯ー単純泉(男女別)、こけしの湯ー硫黄泉(男女別)、啼子の湯ー露天風呂(時間帯により男女混浴)の計5つの浴室がある。芒硝泉ー重曹泉の露天風呂だけが循環となっていて、あとは源泉掛け流しである。
亀若の湯には「本日はぬるめの設定になっています」という札があったので、入ってみることにした。(後で調べたら本日じゃなくて一番ぬるい源泉なのだった。)
泉温 38℃ pH 6.6
単純泉とはいえ、鉄分を含んでいるらしく褐色の析出物のコーティングができている。泉温は39℃はないなという感じ。アメニティー類は一切ない。
特徴は弱いけど、いたって薬湯といわれる温泉のなかには、こんな感じで特徴のない単純泉ってあるんだよなぁと感じる温泉だった。
でも夕食までの時間ではとても温まりそうもないので、20分で移動。
硫黄泉のこけしの湯。
泉質 含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩、塩代物泉
泉温 63.5℃(源泉) pH 7.1
硫黄泉っていうとそれだけで熱いに違いないと思ってしまう。それにすごい湯気でかなり熱そうだと思ったら、やっぱり46℃くらいの体感でじっと入っていたら身体がすぐに赤くなった。硫黄特有の、それも濃い焦げ臭いような、油と混ざったような臭いがする。ちなみにこちらにもアメニティー類はない。
風呂から上がると7時まで残り15分。頭を洗いたいんだけど、シャンプーはどこかにないのかな?という疑問と、もうひとつはどこ?という疑問を解決することなく、食事編。
ビールは鳴子高原ビールは¥500也。 鱒のホイル焼き。
鮪の刺身、蟹の甲羅にはかぼちゃのグラタン
豚肉の鍋物と南蛮の味噌漬け
香の物となめこのお吸い物。
夜中にすっきり目覚めるようにいつものように持参のセットでkaffa coffee。最近もっぱらこのコーヒーに嵌っている。会社でコーヒーメーカーで入れたら酸味がぜんぜんなかったんだけど、エスプレッソマシーンで入れたらいつもの酸味があるのはなぜだろう。
特にアルコールを呑むと乾燥肌で痒くなってしまう私の脛が、どちらの温泉の効能かしっとりして痒くないので、気分良く22時就寝だった。このとき私は深夜に目覚めて温泉三昧と思っていたんだけどね。
後半に続く
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