火を得たことで人間は文明を得たという。さすれば、私が文明を得たのは、こいつを買った時なのだろう。
これは、30年近く前に買ったランタンである。携帯時はこのような形で、皮の入れ物に収納される。材質は真鍮である。
伸ばすとこのような形になる。灯りの源は蝋燭である。一般的な蝋燭ではなく、専用の蝋燭である。
この蝋燭ホルダーに専用の蝋燭をセットする。専用ゆえにどこでも売っているわけではなく、山系のスポーツ店で購入する。でもこんなの流行らない・・・。だからもうずーっと使っていなかった。インテリアだったのである。
今日は3件の山屋を回ってみたが、やはりこのメーカーの物は売っていなかった。3件目の山屋に3本を一度に立てる防災用のランタンと、その蝋燭が売っていた。形状は近いのでもしかすると使えるかもしれないと思い買ってみた。
ちょっと太さが細いがセット出来た。
何年ぶりかに甦ったランタンである。文明の光・・・
癒しの光・・・





