ショーウィンドウの畳にこぼれ寒牡丹

山尾玉藻(火星)

 

俳句カレンダーの1月13日に、「寒牡丹」の唄が。

みちのくや月のかをりの寒牡丹

黒田杏子

 

もともと牡丹は初夏に咲くものだけど、花芽を摘んで冬に咲くように仕立てたのが「寒牡丹」というんだって。

浄土宗慈雲寺石高寺のお坊さんは、こんな風に説明している。

冬牡丹と寒牡丹は違うんだって?知ってたー

冬牡丹はこんな感じで。

春咲き品種の牡丹を、
温室を利用して人工的に春の状態にして咲かせます。
そしてシーズンが近づくと温室から取り出し、
鉢ごと埋め込んだのが「冬牡丹」と呼ばれるものです。

 

一方「寒牡丹」は人手を介さず、
自然の状態で時期が来れば自ずと花を咲かせます。
ただデリケートな品種ですから、
気候の状態によって敏感に反応し、
場合によっては開花せずに終わってしまうものもあります。
これも自然にゆだねるからこその事象でしょう。

 

寒牡丹日差しを受けて待ちわびる

藁苞に日差しを受ける寒牡丹

二句とも雅子が作成したものだけど、一月の句会で似たような句を見つけたからボツ。

もう少し早かったら、残念! 

でも、ちゃんと寒牡丹で作成したよ。次の句会のお楽しみです。あはははは。