昨晩、お友達夫妻と食事に行きました。その時の話を少し。


ご主人は趣味のサルサを極めた人です。日常会話で困らないくらいスペイン語も勉強し、コロナ前は世界中に踊りに行っていました。


三年前から自宅にDJ機材を揃え猛練習し、今やダンサー兼DJとして、ちょっとした有名人らしいです。


彼は家族にサルサの話を一切しません。
動画も見せないそうです。


奥さんに「見たくないの?」と聞いたら、どこに出没しているのか一切言わないそうです。


サルサは社交ダンスのように会場を借りてパーティや発表会をすることは稀で、階級もなく、自由に誰とでも踊るらしいです。


上手い人は初心者に合わせて楽しませる、手を繋ぐ、もしくは体の一部分に触れてリードする。
この辺は社交ダンスと似てますね。


なぜ家で話さないのか。
自分が社交ダンスを始める前は彼のことを(セクシーな踊りだし、やましい事があるんじゃないの‥?)と本気で思っていました。


今は家庭に持ち込みたくない気持ち、分かります。


社交ダンスに夢中になる私を見て、彼もポツリポツリ話してくれるようになりました。


実はその夫婦のお嬢さんは現役バレリーナ。15才からロシアへ渡り、現在はドイツで忙しく公演している、ダンスのプロ。


そしてそのお嬢さんを育てた母親である友人は、自分の子供の時の夢を娘に託した人。舞踏全般詳しいし、見る目も厳しい‥


彼いわく、

「好きでやっている事にダメ出しされたら、家族でも許せないでしょ?」



確かに‥
うちの主人は社交ダンスがどんなものか知っているけれど、知ってるからこそ、もしダメ出しされたら‥?


デモの後、ステップ間違えてたね、などと言われたら‥?
はい、アウトー(笑)
言わない人で良かった。





少し違うけど、以前こんなことがありました。


パーティのダンスタイムで教え魔のおじさまに誘われた時。

私は先生に習ったステップで、ちゃんと踊る。
おじさまはなぜかそれがお気に召さないようで、私の踊りを〇〇流だな、〇〇先生使用になってるな、などと言う。

あまりお上手ではないその方に先生まで否定されたようで、イヤーな気分。
心の領域を侵されたような。

それ以来その方が近づいてきたら、とりあえず逃げるようになりました。




その後はご主人とダンス談義で盛り上がる、盛り上がる。奥さんはウンウンと聞いてくれている。


カウンターイタリアンのお店だったのですが、長い付き合いの店主が私達のダンス話に大変興味を持ち、来週からサルサを始めることになりましたよ‥


社交ダンスにも誘ったのですが、

「僕はサルサ向き」

らしいです(笑)



帰り道ご主人と、

「まさかこの年でここまで夢中になるものに巡り合うなんてねー」

とか何とか言いながら、サルサのステップを教えてもらったり、私はルンバウォークを披露したり。



それをじっと見ていた奥さんに言われました。




「酔っぱらい」




‥はい、すみません。