「任せたから大丈夫」
そう言われるのが、実はすごく辛い。


そう言われすぎて、もうその言葉を
聞きたくなくなっていませんか?



先日、会社員をしながら心理学を学んでいる
受講生さんが、ポツリと本音を漏らしてくれました。


「自分が倒れても、きっと仕事は回る。
頭では分かっているんです。でも……」


「私ががんばっているから回っているんだって、
本当は、自分の存在価値を認めてほしいんです」


自分が抜けたらすべてが止まる恐怖と戦いながら、
誰にも弱音を吐けずにいる彼女。


「いい加減なことなんてできない」と
今日も健気にがんばってしまうけれど、


本当は、もっと肩の力を抜いて、
軽やかに周りに頼れている人に、
羨ましさと憧れを感じている自分もいる。


激しい葛藤の中で、
一人でずっと戦ってきたんですよね。


でもね、実はその葛藤のなかにこそ、
あなたがこれまで命がけで誰かを支えてきた
「誇り」が隠れているんです。


「私を認めてほしい」って思うのは、
わがままでも、甘えでもなんでもありません。


それだけ自分を削りながら、誠実に
目の前の役割を果たしてきた、何よりの証拠だから。


分かっていても、
いきなりがんばるのをやめるなんて
簡単にできたら、きっと最初から悩みませんよね。


だから、無理に「完璧」を手放さなくて大丈夫です。


誰にも言えないプライドと孤独を抱えながら、
今日も役割を全うしたあなたへ。


世界中の誰もその健気さに気づかなくても、
あなたが耐え抜いてきたその価値を、
あなた自身だけは、絶対に知っています。


だからね、今日1日の終わりに、
ちょっとだけ試してみてほしいんです。


夜、鏡の前に立ったとき、
自分の目を見て、


「本当によくやったね、いつもありがとう」
って、声に出して呟いてみる。


あなたのその高いプライドも、消えない優しさも、
丸ごと自分で「愛おしいもの」として、
ぎゅっと抱きしめてあげるように。


その小さな温かい一言が、
がちがちに固まった喉と胸のあたりを、
そっと緩めてくれます。


張り詰めた心をフッとフラットに戻して、
明日をちょっと楽に迎えるための、
今夜からできる、あなただけの優しいおまじないです。