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母性、というものは

初めて感じたのは義母からでした。




母親はこんなにも

子どもたちを心配したり

何かしてあげたいと思えるものなのかと

最初はそれがわたしには

理解しがたくて

こそばゆくって

受け取れなかった。







30代で娘を1歳10ヶ月くらいで亡くした義母。


夫には2人の姉がいた。





だからだろうか

わたしのことも娘のように可愛がり

農作業を愛しながら

なんでも育つのは愛おしいねえ。

と教えてくれた。




夏になると義父は

トンボが生まれるところを

見せてあげると言ったり




わたしの両親が毎日どんなに


わたしに会いたがってるかと心配をした。





心配なんかしてないよ。

と言うと

んなことあんめえ!と怒った。






私には縁がないと思っていた母性は

ある日突然堰を切ったように溢れ出し

それはとても厄介なものだとも知る。





父や母も

こうやってわたしを心配もして

どう表現してよいかもわからないまま

歳ばかりを重ねる。





かわいいと思った時には

わたしも両親と同じように

娘から拒否られる。。






それでもやっぱり愛おしい。






育つのはなんでも愛おしいねえ。





義母の言葉がようやくわかる時には

義母は心の中にいつも生きる人になった。







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娘が元気がない時に
わたしはどうしていいかわからずに
義母に電話をしたら



電話口で
本気で怒ってくれた。


めご子に
意地悪する人とは
こっちから絶交だ!!!って言って

わたしは思い切り泣けたのだった。


わたしより怒って
わたしの母性を思い出させてくれた義母。





今日は義母の生誕祭。