つきみていにいくの~ | 瑠璃色の地球(ほし)の青宝玉

瑠璃色の地球(ほし)の青宝玉

大野君に魅せられ、重症サトシックのおばさんです。
年甲斐もなく智愛叫んでます。
お名前をお借りして腐小説を書いています。
ご理解いただける方のみお入り下さい。

男性の方のご入室はご遠慮下さい。

何となく嫌な予感がしたので

蒼幻燈で打ち合わせをしていたMaster

いきなりモミの木の精霊を送り込んできて

松岡邸に骨董屋の姿を確認して

そのままモミの木の精霊を向かわせた

一人は蒼幻燈のツリーになる予定らしく

庭先の空いたところに根を降ろした

その直後、豆屋が慌てた顔で戻ってきた

 

あらら ・・・ あれだけ注意してろと言ったのに

どうやら、雑貨屋はさとちを連れて時空を超えたようだ

 

「また迷子か?」

 

戻るなりマスターに言われて苦笑い

 

「露地門から木の精霊を送って

 振り向いたら居なかった ・・・」

 

かなり驚いてたから

その場から動かないと

思い込んでいたのがいけなかった

 

「人に姿になった精霊を見て

 腰を抜かしてたから

 大丈夫だと思ったんだろ?

 パニックになるとイレギュラーな動きをするんだよ」

 

「お前、楽しんでただろ?」

 

隠れ家のマスターから図星を指されて

苦虫を潰したような顔になる豆屋

 

「何処に跳んだか分かる?」

 

時空迷子を捜せるのはこの二人

 

「う~ん お前が居る時代にしか跳ばないから

 ちびちゃんが真っ先に蒼灯を探すはず」

 

二人とも目を閉じて迷子の散策を始めた

 

蒼灯と会うまでは蒼灯の記憶は更新しない

つまり今はお手上げの豆屋さん

 

「うん ・・・ 江戸に飛んでるな ・・・」

 

「ああ、お江戸に飛んだな ・・・」

 

二人とも同じ言葉を言う

 

「若ちゃんの所?」

 

「いや ・・・ もっと後だな ・・・

 江戸の町を離れた後のような ・・・」

 

そう言った後、大きく頭を振って

 

「これ以上詳しい事は分からん」

 

「同じく ・・・」

 

過去を覗き込むのはかなり力がいるようで

これ以上は無理

 

「二人が居ない江戸か ・・・

 時空の門が開いてるのは

 月見亭の傍の石橋と若智屋の庭にある桂の木」

 

若智屋は若ちゃんが隠居した後

弟の和也が後を継ぎ

店を大きくして早々に隠居

若ちゃんが住む場所の近くに移り住んだ

 

「若智屋には入れないだろ」

 

若智屋は若ちゃんが隠居する時

屋号を変えていて(弟の名が入った屋号に)

今の主は和也の養子だ

話をすれば入れてくれるだろうけれど ・・・

 

「月見亭は上ちゃんが移築させてるよな」

 

「ああ。そうなんだけど

 上毛屋の庭の石橋なのか

 月見亭が関係してるのか

 そして、あの二人が居る前提なのか ・・・

 そこが分からないな ・・・」

 

「骨董屋からあの方に聞いて貰え

 それなら何とかなるだろ ・・・」

 

「そうだな ・・・

 若ちゃん達が翁みたいになってるか ・・・

 そうであって欲しいけど」

 

人の命は儚い ・・・

そこは考えておかないといけない

 

「そこだな ・・・」

 

「ちびちゃんにとってはショックかもしれない

 会わせるかどうかも ・・・

 考えてしまうな ・・・」

 

Masterが伏目勝ちで呟いた

 

「江戸のお前がどう考えるか

 後はあの二人の気持ちも聞いて判断だな

 あの二人は翁のようになっていても

 ちびちゃんが大好きだと思うけど

 あまり心配しなくても良いんじゃないの」

 

隠れ家のマスターの言葉に

二人ともハッとした顔をする

 

「確かに若ちゃんも上ちゃんも

 気にしないな(笑)」

 

豆屋の言葉で3人は顔を見合わせてクスクス笑った後

 

「どうやら無事に蒼灯と会えたよ」

 

豆屋が満面の笑みを浮かべた

 

「会った記憶が更新されたんだな」

 

過去が進行中なので

それ以上の記憶は更新されていない

 

「それなら戻った方が良いぞ

 帰ってくるのは直ぐだ」

 

時空を超えた場合

戻ってくるのに多少のタイムラグが生じるが

それほど長い時間ではない

 

「珈琲飲むくらいは大丈夫だろう」

 

そう言って

Masterに珈琲を淹れてくれと頼む豆屋

 

「それくらいはあるな」

 

にやりと笑って立ち上がったのは

隠れ家のマスター

 

「じゃあ、骨董屋に電話して

 あの方の協力えるよう頼め!」

 

若ちゃんたちの住んでる庭から帰れるように

時空の門を開けてもらう

 

「それが有った ・・・」

 

Masterに言われて直ぐに携帯電話を取り出し

骨董屋に電話を入れた

 

 

 

 

 

 

<続きます>

 

クリスマス会の申し込みですが

20日までとさせていただきます

 

yayosato