※ 写真は本文と関係ありません。
あれは・・・、私が若かりし青春の真っ只中(笑)だったころかな・・。
24歳のときのことでした。
仕事のあと英会話スクールに通っていたころ、同じクラスのちょっとインテリジェントでクールな感じの殿方・・。
でも、話すとソフトな声でさりげなく優しいという人が居ました。
私は、最初は、はっきり言ってあまりタイプじゃなかったのですが、三枚目で面白い大阪人男性が教室で笑いをとっているのを見るかたわら、だんだんとその、クールな感じの彼が気になってきました。 なんとなくね・・。
すると・・・。
そのクールな彼は、地方の出身で独身で大阪に住んでる人だった。
夏には、「地元で有名な花火大会があるんだけど、一緒に来てくれないか。」と彼。
びっくりした。
英会話仲間と一緒にかと思いきや、なんと二人きりだったんだもの。
それから、季節はめぐるも、一緒に食事をしたり、映画を観たり、彼のお気に入りのきれいなスポットに連れて行ってもらったり、日帰りでスキーに行ったり・・・
はっきりと「付き合おう」とは言わないのね。
今からすれば、お友達だった、というかんじなんだけど・・。
彼、なんとなく私のこと子供扱いしてたのかな^^;
自分の気持ちとか、どう思ってるとか、核心に触れることは何も言ってくれない。
それでも、休日のたびに彼が積極的に連絡をくれ、たいてい一緒に出かけたり、行動を共にする。
年頃だった私は、「結婚」という二文字を意識してしまったりもした。
ふたり、居心地はよかった。
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なんとなく変ってしまったかな・・と思ったのは、その年が明けてからのこと。
一緒に初詣に行って帰りが遅くなってしまい、住んでいるところが1時間くらい離れている私をわざわざ家まで送ってくれたのね。
そこまでしてくれたのが嬉しくて、私は、嫌がる彼を無理やり親に会わせてしまった・・。
あとから思えば、本当に自分は、自分の気持ちばかりで、バカだった。
きっと彼なりに心の準備があったのだろう・・。
それから、なんとなく彼とわたしとの温度差を感じるようになった・・。
でも、バレンタインが近づいてきた!
この日は、大切なひとに、気持ちを伝える日。
あのときのことを私は反省していたし、これから彼の気持ちにもなって行動し、一緒に心を通い合わせていけば、もしかして・・!なんてことも考えたりして・・。
バレンタインをきっかけにリセットしたかったのだ。
バレンタインに会う約束を自分からし、計画も真剣に考えた。
彼の好きなハリウッド映画を下調べ、チケットもゲットし、手作りチョコも![]()
映画のあとはどんな店で食事をするかとか、チョコをどこで渡すかとか・・。
あと、バレンタインの次の日が誕生日だった彼に、プレゼントも、と思い、バーバリーの傘も用意した。
手作りチョコにはよりにもよりをかけた。
ガナッシュとスノーボールの二種類のチョコトリュフを作った。
すごく簡単なのに、不器用な私は本とにらめっこしながら一生懸命だった。
そして、心をこめてラッピング・・・。
そして・・・当日。
終日、彼は楽しそうだった。
私もそれまでの気持ちが軽くなったようだった・・。
そして、自分なりに一生懸命作ったチョコトリュフをメッセージカードとともに彼に・・・。
ところが、もう私のことなんて、彼にとっては心ここにあらず、だったのだろう。
バレンタインのその日一日は、私が誘った手前、私を傷つけないように振舞っていたのだと思った。
一緒に居て、ワクワクしてたころは、あまり多くを語らない、本音をなかなか言わない彼も、「信じてて。」と言うのが口癖だった。
だから、メッセージカードにも書いたが、チョコを渡す瞬間にも「これからも貴方のこと信じてます。」と言っても、「信じるも信じないも、自然でいいんじゃない?」って・・。
それからも、やはり、彼からの個人的な誘いは なくなっていった。
私は、いつしか彼が好きだったので、このまま自然に終わっていくには納得がいかなくて、彼の本音を、自分に対してどう思っているのかを知りたかった。
でも・・・彼は理系らしく、難しい抽象的な言葉をぽつぽつ言うだけで、最後まで本音は語ってくれなかった・・・。
心が通いあっていれば、バレンタインで私なりに一生懸命したのだから、きっとその気持ちに応えてくれていたであろう彼も、もう心のぬくもりはなかった。
春は近づいてくるのに、なんとなく切ないバレンタインだった・・・。
そんなにわたしがいけなかったの・・・。(当時の気持ち)
チョコトリュフを見て、時々彼を思い出す・・。
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