ややこしいのだが、私はフェイスブック他SNSで子供を出産したことを全ての人に公表してはいない。

記事を投稿する際は公開範囲を設定して投稿している。

友達の中には不妊治療の末に子供を断念して離婚した人や子供が出来ずに悩んでいる従兄弟の嫁(年下)、未婚の従姉(年上)等知られるとややこしい状況の人が少なからず存在しているからである。

当たり障りのない記事を友達全体にアップした時に『子供はどうしているか?』等とコメントを書き込まれた際は、コメントを消したり、場合によっては記事自体を削除や見えなくしたり、書き込んだ人に直接メッセージで事情を説明し、注意を促して来た。

その結果、何気に子供ネタでコメントしていた人は減ってしまって『いいね』が押されるか、当たり障りのないコメントがあるかどうだか位である。

そんな私はフェイスブックで、地域のコミュニティサークルに所属している。

そこの繋がりで、最近サンドイッチ店を出そうと頑張っている女性と出会った。

彼女は店舗を持っておらず、やや不定期でイベント出店しているので、日程チェックしてたまーに娘を連れて食べに行く。

ある日食べに行った時に彼女より『お写真いいですか?』と言われ、サンドイッチを前に親子で写メを撮ってくれた。
撮った後に『フェイスブックに投稿する際に使用してもよいですか?』というので、それは了承したが、タグ付けしないで欲しいと頼んだ。

こちらはサンドイッチと店舗について記事をアップして彼女をタグ付けさせてもらうことを話しておいた。

向こうは商売でやっているのだ、店の宣伝的に広めてもらうのがいいに決まっている。

しかしながら、当方は全くの一介の子育て中の主婦であり、何か仕事や自営をやっている訳ではない。不必要に晒す必要もないと考えているからである。

後日彼女の記事が掲載され、食べに来ていた人達の中に私達親子の写メもアップされていた。

そして先日、別のイベントでまたサンドイッチを食べに行く機会があったので、ある店に出向いた。

また今回も同じように写メを撮られ次の記事に掲載すると告知された。

先客として子供連れ家族が数組いて、その方達と話す機会があったのだが、そのうちの一人に『先日フェイスブックでお二人のお写真拝見しましたよ~、どちらにお住まいなのですか?』と聞かれドキッとした。

その方とお話しながら、走馬燈のように昔の記憶が蘇った。

『私はその人を知らないが、相手は私を見たことがあり知っている』という状況…『あー、そうだった…前もこんなことあったあった』と。実はこの手の状況はよく昔から体験しているのだ。

ふと我に返り、サンドイッチの女性に伝えた。

『申し訳ないけれど、今回の写メは掲載しないで下さい。不特定多数の人が見てるということが分かる、ちょとした怖さを感じたので。私は別に商売とかしている訳ではないので』

後日、彼女の記事に先日のイベントが掲載され、その時お話しした方達が全てタグ付けされていた。

実際に何人か辿って行ってみると、いとも簡単に情報開示されていたし、家族写真等も公開でバンバン載せていた方達であった。

何気なく日常を載せているけれど、こんなに何でもかんでも開示する必要があるのだろうか?

悪用されたりする可能性もあるのに、そんなことは考えているんだろうか?

こればっかりは、個人の捉え方の違いなので仕方ないのだが、SNS上の個々の危機管理は必要なのではないのかな~と考えさせられた一日であった。