胸がいっぱいになり、泣けた。
娘に分からぬよう、ハンカチで目頭をそっと押さえる。
隣にいる娘もまた泣いていた。
心なしか、怒りに耐えているようにも見えたけれど。
それでも最後は何だかあたたかい気持ちになって、帰りの車ではハンドルを握りながら、エンディングテーマ曲のウルフルズの『泣けてくる』が耳から離れなかった。
『なんだか泣けてくる。
おもわず泣けてくる。
あしたも頑張ろうぜって、
笑って歩き出す♪』
ウルフルズのトータス松本さんはtokyo zeroの呼びかけ人、1頭の保護犬、4頭の保護猫の里親でもある。
今日 埼玉芸術劇場で、『犬に名前をつける日』を観た。
監督 山田あかね氏
扇田佳代氏(「ちばわん」代表)
中谷百里氏(「犬猫みなしご救援隊」代表
動物愛護センターや東日本大震災で置き去りにされた動物を保護する人々の活動を追った4年間の記録映像に女優の小林聡美が主人公を演じたドラマパートを加えて描いたドキュメンタリードラマだ。
殺処分、TNR、保護犬、保護猫、原発で取り残された動物たち、ペットショップ、ブリーダー。
内容が盛り沢山で、まとめるのはとても難しいのだけれど
、要は犬、猫たちは飼い主を選べず、人間の都合で捨てられ、また利益の為だけに繁殖され、必要がなくなれば殺処分という現実があるということ。
、要は犬、猫たちは飼い主を選べず、人間の都合で捨てられ、また利益の為だけに繁殖され、必要がなくなれば殺処分という現実があるということ。人間はなんと身勝手な生きものなんだろう。
年間何十万匹がガスで窒息死させられるのにも関わらず、一方でブリーダーは生産工場の如く犬、猫を休む間もなく繁殖させ、生み出していく。
そんな絶望感の漂う中、漏れ落ちる命を必死に救おうと奔走する人々。
原発で取り残された動物に給餌、給水、保護、数年後を見据えて更に増えぬよう不妊手術をし、二次被害を前以て塞ぐ試み。
またセンターに足繁く通い、遺棄された犬、猫をレスキュー、保護、里親探しをするボランティア団体。
またある時は、劣悪な環境下の中でブリーダー崩壊のレスキューをする。
但し、廃業が条件の上で。
ブリーダーはたとえレスキューされても、場所を変え、犬、猫を替え、再度繁殖業を繰り返すからだ。
廃業寸前で手を差し伸べれば、結果、ブリーダーの商売を手助けすることになる。
中にはブリーダーが愛護団体を名乗り、売れ残り、規格外の仔の里親探しをするという。
関西が多いようだが、ほぼ純血種ばかりの時は疑ってかかった方が良さそうだ。
ましてや、偽愛護団体のブリーダーの輩に寄付する必要はない。
いや、あってはならない。
映画上映後に、出演者のトークショーがあった。
帰り際、パンフレットにお三方のサインを頂いた。
みなしご救援隊の中谷さん、パワフルで豪快な方だったが、なんて達筆! !
美し過ぎる字

「感じて 小さな命の重み」だろうか。
トークショーの内容は後日改めて。
最終日の明日は、朝日新聞メディアラボ主査の太田匡彦氏。
売られる命の現実~殺処分を超えて~
太田匡彦氏の講演会は三度め。
生体販売の8週齢規制など状況も変わりつつあるので、再度明日観に行く予定だ

2日連続で行くことにはオットにはまだ内緒だけど

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