『はじめまして、の顔してるねwww』
美男子がくすっと笑いながら言う。
『無理もないかな。
紹介もされてないし、
二宮くんは大野さんしか目に入ってないしね』
「あの、あの…すみません。
はじめましてだと思って…あの…」
顔が火照るのがわかる。
焦る。
『いやいや。
この人たちのせいだし』
声のボリュームを上げて
『あのさぁ、知ってる?
俺、
まだ二宮くんに紹介してもらえてないよ』
全員振り向いて
美男子と僕を見比べる。
『あーっ!!』
『忘れてたっ…』
『そうだった?』
のん気な返事。
櫻井さんがガハガハ笑って
『相葉く〜ん、ダメじゃ〜ん。
リーダーはさぁ、
そういうの担当じゃないんだからさ。
君が頑張ってよ〜』
『ごめんごめん。
すっかりお馴染みのつもりになってた。
ごめんね潤ちゃん、にのちゃんもね』
『あのね、こちらは松本潤ちゃん。
翔ちゃんの幼なじみさんだよ』
へぇ〜
そうなんだ〜、と
挨拶しようとしたら
『ダメだよ。
その言い方じゃ。
俺、幼なじみ枠で
ここにいる訳じゃないし』
『そうそう。』
櫻井さんが"潤"さんの肩をバンバンしながら
『潤はね、
ワタクシの幼なじみにして
このバーの若きマスターにして
まさかの、その正体は?!』
ガハガハ笑う。
なんだろ?
相葉さんと似通った言動。
生真面目な検事さんだと思ってたのに。
『翔ちゃん、はいはいっ!』
『はい、相葉くん』
『潤ちゃんの正体はね〜…
スターっ!!』
ガハハハ
ぐふふっ、
二人して笑いが止まらない。
ため息つきそうな僕に
大野さんが
『潤はね、情報屋なんだ。』
え?
僕はなんたかゾワッとした。
だって、
情報屋って裏社会の……と
体が強ばってきたら
『…なんだけどね。
実はの正体はさ、
公安所属なんだよ』
公安?!
さらに
体も思考も強ばってしまう。
ギギギっと首を回して
"潤"さんに向き合う。
『公安所属の松本潤です。
よろしく』
美男子は綺麗に微笑んで
『麻薬組織撲滅のために
これから
一緒に仲良く仕事しようね』