コッパ・デ・トウキョウ 2013_1 | Memory and Experience ~Cinquecento syndrome~

Memory and Experience ~Cinquecento syndrome~

○○○ 71' FIAT500との生活○○○
MEXが綴る旧FIAT500との悲喜こもごもな日々

Coppa Di Tokyo 2013=日本語にすると、東京カップ2013。
こちらも昨年の秋のネタです。


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『速いものは美しい』そんな理念がよく現れている、人間味溢れるデザインの個性豊かなクルマ達。
どこを切り取っても絵になる。
模索の時代故か、今では考えられない程に自由な発想で作られているが、まるで少年少女のように初々しくもあり、また、艶かしくもある。
会場はまるで花びらをちりばめたように華やかだった。


1954' OSCA MT4 2AD
オスカ(イタリア)

後方にAlfa Romeo軍団。
右後方にはAlfa Romeo Giulietta SVZも見える。


Alfa Romeo Giulietta SVZ
アルファロメオ ジュリエッタ スプリント ベローチェ ザガート(イタリア)

リアのディテール。
エンブレムも含め、凝った美しい造形を見せる。


1956’ OSCA S 950
オスカ(イタリア)



 1949' Sighinolfi 110S
シギノルフィ(イタリア)

ラ・フェスタMMでも紹介した個体。
コクピットの風防が、戦前のプロペラ機のようだ。



1950' Siata 750SC
シアタ(イタリア)


1950' Siata 750SC



1950' Siata 750SC

見る角度によって表情がこうも変わる。
このうねうね感が、思わず頬ずりしたくなる程に、独特のエロスを放っている。
それらをこんなに間近で見せて貰えることが素晴しい!

そんな好意に対し、バッグ等がうっかり触れて傷つけてしまわないように、慎重に近寄りつつシャッターを切る。



1952’ Stanguellini 750 S
スタンゲリーニ(イタリア)


1939'(1943'?1949'? ) Stanguellini Ala d'Oro 508
スタンゲリーニ アラ ドーロ(イタリア)

『オールバックのナマズ』のようにも見えてしまうが、本気でレースに勝つために作られたクルマである。
元々は1939'のFIAT 508 Balilla(バリッラ)という量産車だが、ボディーが変わるとまるで別物である。
当時は量産車をベースに様々なボディーを架装し、エンジンもチューンしたものも多かった。

”ヒゲ”を付けたからといって速くなる訳ではないが、なんとも美しく優雅なデザインではないか。


お次ぎは、いわゆる『バブルカー』の代表的な存在。

ヨーロッパに於いて第二次大戦直後、皆豊かな新しい生活を求め、自由の象徴でもある自動車を購入し始めた。
だが、
庶民(特に若者)が購入するには自動車はまだまだ高嶺の花だった。
そんな背景のもとに生まれた、主にバイクのエンジンを使用してまるで”泡”のようなボディーを架装し、低価格で販売された乗り物が、『バブルカー』と呼ばれる一群である。
時代が豊になるに連れ、チンクエチェントやミニのような、自動車然とした小型車に圧されて姿を消してしまうが、ボディー前面がガバッと開いて、そこから乗り込む”イセッタ”や、風防そのものが開いて乗り込む”メッサーシュミット”等、そのユニークな構造も面白い。

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1960' BMW Issetta
BMW イセッタ(ドイツ)

IssettaはBMWが有名だが、実は本家はイタリアの自動車メーカーISO(イソ)だったりする。
調べたら、ドイツの他、スペイン、ベルギー、フランス、イギリス、ブラジルでも生産されたそうだ。
それにしても、これを見て和まない人はいないんじゃないか?というほど、ファニーな顔つき。


 1961' Messerschmit KR200
メッサーシュミット(旧西ドイツ)

いつ見ても”プレコ”に見える(^^。
メッサーシュミットと言えば航空機が思い当たるが、実は戦後にこういう物も作っていた時期がある。
人が乗るとよりユニークになり、妙に宇宙船っぽく見えるから面白い。