お正月準備
年の瀬に後輩が亡くなり、落ち込んでいた。
思い出すと、涙ぐむ。
そういう意味では正月の準備をしなくては!
という想いが、悲しさを紛らしてくれたのでは
ないかと思う。
ということで、、、。
昨日、今日の大晦日は忙しい。
そうじは日ごろからまめにやっているので、
特にやらなくてよい。
昨日、30日早朝から大阪市内にある
木津卸売市場へ買物へ。
ここは、卸売市場と言っても小売りも
してくれる。
成り立ちは古く江戸時代まで遡り、
1809年からとのこと。
ただ、買物と言っても買うのは棒鱈だけ。
かっては6~7キロほど買っていたが、
昨年ぐらいからは丸一匹しか買わない
ので、3~4キロぐらい。
しかし、棒鱈、なぜこんない高いのか?
捕れないからなのか?
ここの店の方、今では顔を覚えて
もらっているが、
以前は大量に買っていたので、業者と
勘違いされていた。
この店へは、年に1回だけだが、かれこれ
20年経つ。
老夫婦と従業員1名で店を構えていたが、
ご主人、数年前の脳梗塞が祟り、昨年は
杖をつきながらも店番ぐらいはできていた
ようであった。
しかし、今年は姿が無い。
奥さんに聞くと、もう、仕事が出来ない
体になってしまったとのこと。
そういう奥さんも、ついてなかった杖を
ついている。
聞くと、足を痛めたらしい。
時の流れは残酷である。
いたわりの言葉を掛けながら、いつもの
ように棒鱈を買った。
出来上がった棒鱈はこれ。
この棒鱈、関西では欠かせないお正月
料理だが、元々は北海道、東北地方の
保存食であった。
これが、松前船で京へ伝わり、関西へ
広まったようであるが、今では、一から
調理する家が減っていると思うのだ。
理由は手間が掛かり、味付けも難しく、
照りを出すために水飴なども使用する。
なので、買う方が手間いらずだと思う。
数日経つとこの棒鱈、馴染んで
いい色になる。
次はお雑煮。
以前は、利尻昆布にかつをぶしで
本格的にだしをとっていたが、
数年前からこれを使っている。
やまやの「うまだし」、あごだしが
中心である。
今まで、いろんなものを使ったが、
これが一番だと思う。
これ、通販でも買える。
中身はこのようなティーバック状のが入っている。
大きさは名刺の半分ぐらい。
ぞうにはこの大鍋で炊く。
鍋へ投入。
水は水道水を使わない。
このように細いのが
ぞうに大根、これを3束用意した。
当然、灰汁が出るので別鍋で
煮上げる。
コイモも同様である。
今年から
うすあげも個別に炊くようにした。
理由は油を抜くためだ。
関西全域は分らないが、大阪・京都の
ぞうには白味噌仕立てである。
白みそは、こだわりがあり、江戸時代
からの老舗、太源味噌で買っている。
今のところ、これを超える白みそには
出会っていない。
細大根、こいも、うすあげ、焼き豆腐を
それぞれ別鍋で煮た。
やっと、できあがった。
コツは沸騰させないこと。
これにニンジンを入れるところも
あるようだが、わが家は昔から入れ
ないようだ。
これに好みに応じてお餅を入れる。
ただし、鍋に入れると溶けてしまうので、
お椀に後入れする。
昔は餅を焼き入れていたが、今は
チンがあるので便利。
大阪のぞうには白みそ仕立てだと
記したが、大阪生まれの知人でも、
白みそでない家庭が多かった。
聞くと父母や祖父母のどちらかが、
他府県生まれの方のようで、
これが引き継がれているようだった。
数の子、いいのを見つけた。
これを3パック。
皮もむいて、出汁にも浸してあり、
手間いらず。
毎年、これに手間をとられた。
まず、塩抜きを数回、皮むき、
スジとり、出汁づくり。
これをやらなくていいので、
大助かり、あとは味が良ければ、
来年からはこれを使う。
そう、おぜんざいも炊いた。
豆は大納言。
実はこの大納言も粒の大小があるのだ。
今年は小さい方で。
わが家はお重は作らない。
もう、人がくることがなくなったからである。
時は残酷と言ったが、、、み~んな
亡くなってしまった。
では。
皆様、良きお年を。













