先にside O♡をお読みください⬇️
☆*:.。. o(≧side N≦)o .。.:*☆
(和)
嬉しくて嬉しくて
何度も左手をかざしてみた。
新御堂筋を照らすライトを全て集めて
キラリと光る薬指の指輪・・・///
箕面からの帰り道はいつでも。
よしえさんのご飯でお腹いっぱい
お父さんからのたくさんの心遣いに
胸いっぱいで・・・
そして僕は。
今となっては、もう。
迷うことなく智の大きな愛の中にいた。
その道標みたいにキラリと光る指輪。
・・・そうやん。
もっとずっと前から・・・
ずっとずっと前から・・・
いつでも・・・
この指には。
智のシルシがあったね・・・
新御堂筋の渋滞さえ、なんてことない。
左の薬指に光る指輪を
わざと前の車のバックライトに照らしては
きゅんきゅんするこの胸のときめきを
抑えきれずに・・・
和「・・・智・・・♡」
智の左手をじっと見つめた。
僕の作ったいびつなリングを
智「ええから、こっち寄こせ」
と強引に奪って
自分で左手の薬指に嵌めてしまった。
だけど。
こうして夜目に見ると
キラリと光るお揃いのリングが
重なるその時を待ってるみたいで///
和「・・・智・・・♡」
智「・・・煽んな」
赤いライトが照らし出す智は
精悍な横顔をくっきりと浮かばせて
指輪の光る左手を
僕の膝上からゆっくり滑らせて
そのまま太ももをガシっと掴んだ。
・・・ドキドキするやん。
智「絶対、風呂を一番に仕上げるからな」
まだ風呂なしのアパートに住んでいるから
帰り道、銭湯に寄らないといけない。
智「いつも実家で風呂入るん忘れる」
和「せやなぁ」
だって。
お風呂入ったら止められへんやん。
僕ら猿🐒🐒みたいなんやもん。
一度重なり合ったらエンドレスやもん。
いつもの銭湯に寄って
僕の肌を触りたがるお爺さんから
威嚇しながら守ってくれて
ホカホカのままアパートに駆け込むと
ぎゅーぅっと抱きしめられて
熱い熱いキスをもらった。
カラダが勝手に昇っていくのをそのままに
僕はくるんと向きを変えた。
既にふたりとも衣服を脱いで
生まれたままの姿になって
着けているものは・・・指輪だけや・・・
和「・・・っは・・・ん!!!」
長くて美しい指は
僕のカラダを自由に這い回る。
触れられたところは勝手に色づいて
勝手に悦んで
僕らの中心はだらだらと愛を零した。
やがて・・・
左手を一本ずつ重ね合わせて
ぎゅっと握りしめられた時
コツ・・・と金属音がした。
勝手に準備が整うほどに
愛されるのに馴れたこのカラダは
もう愛しい人を受け入れる時が来ていて
僕らは左手を固く結び合わせたまま
行為の続きを夢中で貪った。
智「・・・っくぅ・・・せま・・・」
確かな質量のそれが
意思を持ってグググと中に入ってくる。
和「・・・ぁ・・・ぁあ・・・」
好き・・・
智が・・・好き・・・
右手で前を包み込んでくれて
僕が快感から逃げないように
後ろから突き上げるのと
同じリズムで前を支えてくれる。
足の先までプルプルと震えていた。
ひと突きされるごとに
全身へと快感が甘く強く駆け巡る・・・
和「・・・ぁあ・・・智・・・」
智「・・・っく・・・和・・・」
僕らを見守るお月さんが
淀川の川面からも蒼く光ってる。
重なり合う僕らの影が
狭いアパートの畳に
ひとつになって伸びていた。
地獄やのうて
楽園へ続くみたいに・・・
いや、違う。
もう楽園なんや・・・
智の隣こそ・・・僕の・・・楽園・・・
