今日はamebloのシステムメンテナンスで

智史さんsideはお休みです。




(和)



翔さんがAndroidだと気付いてからは


観察と考察に専念した。





人工知能が自ら考え始めた。


どうして人々を襲うのかな。




だけど、大量の記憶の部分。


それって人類の頭の寄せ集めだよね・・?


奇しくもここに連れて来られた日に


Android翔さんが言ったじゃないか。


いくつものパラレルワールドだって・・・




和「この、本物の嵐の櫻井翔さん。


この人は1982年1月25日生まれなの」


Android翔「ウン。ソウダネ」


和「あなた・・・1969年には


もう大人だったよね?」


Android翔「・・・・・」


和「宇宙飛行の訓練を受けてたって言った。


誰の・・・記憶なの?


どれだけの記憶を翔さんに分類したの?」


Android翔「危険ナヤツ。危険ナヤツ


コイツ、危険ナニノミヤブンシ」




俺は鎖で繋がれたまま


別の部屋へと連行された。


そこはまるで病院の手術室。


台の上に縛り付けられて


手足を鎖で縛られ首にもジャラジャラと


金属を巻かれてしまった。




Androidニノ「殺センセーニナル気分ハ?」




それなら俺。・・・死神なの?




Androidニノ「オマエガクルマエニ


モウヒトリニノミヤブンシツカマエタ」




俺の他にも。


ニノミヤがいる・・・?




和「そいつに会わせてくれないか?」




Androidニノ「イヤダ。


オオノニ色目ツカウカラ。


ニノミヤブンシハ、キケン」




和「本物の大野さんに触れたこと


・・・ある?」




俺は時間を稼ぐ為


出来るだけいやらしく嗤ってみせた。




和「どうやって抱いてくれたか


教えてあげるよ・・・」




両手両足を縛られたまま


腰をくねらせる。




和「・・・智・・・」




切なく呟いて


吐息をゆっくり吐きながら


こっちを黙って見つめていたもう一体の


イケメテル青いAndroidを見つめた。


黄色いAndroidにぴったり寄り添っている。




精一杯、涙を溜めて切なく見上げる。


その青いAndroidは


長くて美しい指をしていた。





Androidニノ「ドウシテニノミヤブンシハ


ソロイモソロッテエロインダ?」


Android智「オイオイ。イジメルナヨ」




和「・・・ぁ・・・智・・・智・・・


お願い・・・助けて・・・」



Android智「カワイソウニ」


Androidニノ「ダメダッテ。


コイツハ、キケンダ。アイツモ、キケンダ」


Android智「カワイソウダ。


コイツモ、イカシテヤロウ」


Androidニノ「ダメダ。智ヤサシスギル」


Android智「コイツモオマエナンダッテ」




Android智が鎖を引きちぎった。




Android智「アイツモコイツモ


ダイジナ、カズ」





あいつって・・・誰?





もうひとりの和「あいつは、俺。こっち」




鎖が切れた時、手を引かれた。








機械の森を抜ける。


暗くてよく見えない。




何から逃げているのかも


わからなくなってきた。




和「ねぇ。どっち?」


もうひとりの和「わかんない。


・・・けど、こっち?」




俺の智のところへ帰りたい。

ただ、それだけの為に走った。