*ララァさんのお写真です*



(和)


雨が止んで月が出てきた。


智から受ける愛の雫が僕に降り注ぎ


このカラダは悦びに震えていた・・・


欲しかったのはこの音。


心臓のトクトクいう音。


僕の上から洩れてくる愛しい男の息遣い。


その苦しげな表情でさえも


すべて望んでいたもの・・・


僕は足を広げて


その熱い塊を受け止めると


心を震わせて智の音と共鳴させた・・・



*ララァさんのお写真です*




僕らはこの時を漂って


どこへいくのかな・・・


人は何処からきて何処へ行くんだろう


どうして生まれてきたのか


・・・きっと智と会うために


どうしてあんなに苦しい幼少期を過ごしたのか


・・・きっと智と音楽を奏でるために


この愛をすべての理由にしたかった。


智の弾くチェロの太い音が


僕のピアノをリードしていた・・・







智「俺について来られるか?」


和「うん」


どこまでもついていくよ


いつまでもついていくよ


智「クリスマスをふたりで過ごすなら


何処がいい?」


和「何処でもいい」


智「俺の実家でもいいか?」


和「連れて行ってくれるの?」


智「レンタカーを借りてくるよ。


田舎なんだけど・・・12月は薔薇がないな」



*ララァさんのお写真です*




いいんだ。


智こそ僕の薔薇だから・・・