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市川家成田屋十八番の一つ、七つ面。

面打、元興寺(がごぜ)赤右衛門が翁、猿、若衆、公家荒(くげあれ)、関羽、般若、恵比寿の七つの面をかぶって踊り分けるという趣向。七つの顔が七福神っぽくておめでたくって、お正月という、ちと強引な設定。
翁はおじいさん。若衆は元服前の若人。公家荒は青い隈取りの悪人。関羽は三国志に出てくる赤面にして赤心(赤い顔で忠義の男)の猛将、般若は鬼、恵比寿は海の神様。

とにかく私は十八番の七つ面ということで新橋に赴いた。午前中は歌舞伎座で荘厳な式三番叟を見たせいか、何かほっとする感じのする、温かみのある舞台。七つの面をかぶって、それぞれの役を演じ分ける舞踊の器量が要求されるのだろうが、そこまでは感じない。でもいい。お正月恩赦で、ひたすら縁起のいい海老蔵の顔と賑やかさに心安らぐ。

どのお面よりも八つ目の顔、海老蔵の素顔にインパクトがあるネ。