歌舞伎の通し狂言の中に義経千本桜というのがあります。義経と桜の花を背景に3つの話が展開するお話です。その3つのお話の主人公は狐忠信,平知盛,そしていがみの権太。それぞれ,動物(モノノケ),侍,そして庶民と三者三様の主人公です。
江戸時代。歌舞伎の座頭(ざがしら:ざとうと読むと違う意味になる),今の宝塚のトップさんみたいな人ですけど,この人が一つの通し狂言で三様の主人公を演じ分けることで,その座頭の力量を見たという話を聞いたことがあります。
通し狂言の場合,上演に一日かかってしまうので,今は三者を違う役者が演じるのが一般的です。実際,この3つを演じ分ける精神力は相当キツイだろうと思います。
ところが勘三郎さんはスゴイ。
平家女護島の俊寛で島流しにあった後白河法皇の側近であるかつては政局の中心にいた身分の高いタイトルロールの俊寛を演じ,息子たちと連獅子でモノノケの親獅子の精を舞い,そして文七元結で庶民の長兵衛を演じる。夜は森光子さんと新作の現代劇までやっちゃう。
この三者三様ならぬ四様の大奮闘!
どの演目も珠玉の舞台でした。
ステージ詳細は明日から連載!
江戸時代。歌舞伎の座頭(ざがしら:ざとうと読むと違う意味になる),今の宝塚のトップさんみたいな人ですけど,この人が一つの通し狂言で三様の主人公を演じ分けることで,その座頭の力量を見たという話を聞いたことがあります。
通し狂言の場合,上演に一日かかってしまうので,今は三者を違う役者が演じるのが一般的です。実際,この3つを演じ分ける精神力は相当キツイだろうと思います。
ところが勘三郎さんはスゴイ。
平家女護島の俊寛で島流しにあった後白河法皇の側近であるかつては政局の中心にいた身分の高いタイトルロールの俊寛を演じ,息子たちと連獅子でモノノケの親獅子の精を舞い,そして文七元結で庶民の長兵衛を演じる。夜は森光子さんと新作の現代劇までやっちゃう。
この三者三様ならぬ四様の大奮闘!
どの演目も珠玉の舞台でした。
ステージ詳細は明日から連載!