週末は シーツの持ち帰りがあります。
シーツを外しながら「はい。どんどんシーツを外して。おやつは、クッキーだよ。」と声をかけていると、子供が質問してきました。
「先生、どうして どんどん っていうの?」
「?」
「どんどん って、足で床を叩く時に使うでしょ。シーツにどんどんは関係ないよね。」
子供は 床をドンドンと踏み鳴らしました。
「確かに…。先生もよくはわからないけど それは太鼓の音じゃないかと思うんだけど…。
太鼓を叩きながら行進したりすると 歩きやすいじゃない。
ドンドンと太鼓を叩いて進むからなんじゃないかな。
もしくは お祭りで叩く太鼓の音。太鼓を叩くと驚いて 踊り出しちゃうのと関係があるとか。どう?
だけど、いいところに気づいたね。
そうやって 不思議に思ったことを 何でだろう と思うのはいい事なんだよ。
先生、ネットで今度会う時までに調べておくね。」
という事で、調べてみました。
「どんどん」の語源は、太鼓などの打楽器を力強く連打する音を模した擬音語に由来します。特に祭りなどで響く和太鼓の音が元になり、そこから物事が勢いよく進む様子や、次々と物事が起こる状態を表すようになったと考えられています。
🥁 語源の詳細
- 擬音語としての起源
- 太鼓やドラム、戸を叩く音や床を踏み鳴らす音など、物を強く打ったり鳴らしたりする音を示します。
- 繰り返される連続した音によって、勢いの強さや止まることなく進行する様子を表現しています。
- そこから派生した意味
- ためらうことなく物事を進める様子。
- 物事が次々と継続する様子。
🎼 類似表現とニュアンス
「どんどん」と似た言葉に「とんとん」がありますが、こちらはより軽やかな印象で、物事がスムーズに進む様子や、優劣がつきにくい状態を表す際に使われます。また、「じゃんじゃん」や「がんがん」も、鐘や金属板を連続して叩く音が語源となっており、勢いよく物事を進める様子を表す言葉です。
「どんどん」という言葉は、「オノマトペ」という日本特有の擬音語の表現方法です。
子供達が小さかった頃よく見ていた「世界一見せたい授業」で何回か講義がありました。
私は「オノマトペ」について うろ覚えだったのですが、しばらくすると ハッと思い出しました。
この子は「オノマトペ」について不思議に思っている!
週明けに 「オノマトペ」について話をしてみようと思います。
「どんどん」という言葉は 擬音語で太鼓や足を踏み鳴らす音で 彼の言っていたことは 合っていたこと。
他にも「とんとん」「じゃんじゃん」「がんがん」「だんだん」など いろんな種類があること。
その使い方にどんな違いがあるか 話してみようと思いました。
きっと 子供は 驚いた顔をすると思います。
自分の考えが 核心をついていたと、喜ぶでしょう。
興味を持った時に 答えを一緒に探究することが 学びを楽しいと思える近道です。
週明け 「オノマトペ」について話すの、楽しみだなあ〜。
追記 「世界一受けたい授業」は 本当にいい番組でした。
10〜15分程度の短い講義に 新しい技術、実験、世界で起きている紛争の捉え方、江戸時代の暮らし、国語など、楽しい上に好奇心を刺激する学びがたくさん含まれていました。
子供達と接していると その時に得た知識が 役に立つことがあります。
番組は終了してしまったのが 残念で仕方ありません。