自制心が強いの?
昨日の続きです。
世界中から依頼がくる靴修理人、村上塁さん。
ある時、紳士モノの革靴の塗り替えを。
キャメルから、ダークブラウンに。
塗り替え費4万円。
依頼者さんの愛着を感じるよね。
ところで、塗り替え作業って?
「2、3時間ぐらいでしょうか。」
ところが、5時間経っても終わらない。
「やってるうちに、靴底までやりたくなって。」
結局、7時間かけて、完了。
翌日、お客さんに。
「ああ、こんなかんじなんですね。」
これ、満足してないよね。
客 「ダークブラウンなんですよね?」
村 「ええ、ダークブラウンです。」
村 「室内だと暗く見えます。」
村 「太陽光のもとで見てもらえたら、よくわかります。」
外に出て、確認するも。
「・・・わかりました。ありがとうございます。」
声に不満が。
2日後。
案の定、再依頼。
もう少し明るい茶色にしてほしいと。
いやー、仕事だけどね。
ちょっとヘコまない?
7時間かけて、塗ったのに。
だったら、最初から言ってよって。
けど、村上さんは、平然と。
「ああ、そうですか。」
「じゃあ、もう少し赤みを入れてみますね。」
淡々と作業に。
5時間かけて、色を抜く。
5時間かけて、色を入れる。
それでも納得できず、
さらに3時間。
朝4時まで色を重ねる。
「重ねたほうが、〇〇さんっぽいなって。」
常連さんだから。
好みもわかる。
翌日。
「ああ、いいですね。」
今度は、OK。
見た瞬間から、笑顔に。
見事な職人魂。
けど、村上さん。
やり直しを命じられ、
なぜ、イラッとしないの?
ちょっとは、反応しちゃうのがフツー。
ピピッときたのが、毎朝の習慣。
村上さん、出勤前に1時間。
革を切る包丁を研ぎ続ける。
一心不乱。
汗だくになりながら。
13年間、続けてる。
・・・ああ、球だな。
この時、瞑想状態。
中心に意識を置きながらも、
球のイメージが肉体を越えて広がる。
先日の記事のとおり。
なるほど。
だから、イラッとしないんだ。
やり直しを命じられても。
内と外。
どちらもに意識がある。
外だけに意識が向くとね。
間違いなく、イラッと。
自分から相手に。
直線的な矢印が。
一方通行。
気がダダ漏れ。
消耗がハンパない。
内と外。
自分自身から意識が離れないからね。
イラッとせずにいられる。
内に意識があるということは、
自分自身を客観視している。
もうひとりの自分が、
自分自身の反応を観ている。
だから、感情と一体化しない。
しかし、なぜ。
ここまで「球」になり続けられるの?
瞑想中なら、まだしも。
仕事中にもできるなんて。
よほどの強い意志力?
ピピッときたのが、このひと言。
> いまだに自分のことを
> 軽々しく「職人」とは言えない。
NHKが取材に来るぐらいだよ。
誰がどう見ても一流の職人。
けど、本人だけが認めていない。
いまでも、問い続ける。
常に、問い続ける。
「職人」とは?
自分に問うことでね。
意識が内にあり続けるんだろうね。
ピピッときたのが、こちら。
「〇〇様との対話と22のヒーリングアファメーション」
ハヤシ ムネヒロ kindle電子書籍
> ネガティブな思考を止める方法は、
> 考えゴトができないような集中すべき案件なら
> 何でもいいのです。
村上さんの場合、
(・・・この状況で、職人なら?)
そう、自分に問うてるのでは?
その問いに集中することでね。
ネガティブな思考に振り回されない。
瞑想の「一点集中法」と同じ。
ほら、ロウソクの炎を見つめたり。
呼吸に集中したり。
あれ、集中する対象は、何でもいいの。
そうそう、自分に集中ということでは。
先日、Tさんから、こんなメッセージを。
続きは、明日です。
今日は、ここまで。
また、明日。
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