少し前にあるブロガーさんが

無性に読みたくなったと

ブログに書いておられたのを読んで、

私もまた急に読みたくなった

「サヨナライツカ」。

 

 

その後、

中山美穂さん、西島秀俊さん主演で

映画化されたので、

最初に読んだ時と違って

全ての描写がお二人と重なって

セリフなどもお二人の声を聴きながら

文字を目で追っているような感覚に

陥ってしまった。

 

特に沓子の描写に関しては、

もはや中山美穂さん以外に

どうしても想像を膨らませることが

できなかったのがちょっと残念では

あったが

久々に読んでみてやはり胸に迫ってくる

ものがあった。

 

 

 

物語の中で

 

「人間は死ぬとき、

 愛されたことを思い出すヒトと

 愛したことを思い出すヒトにわかれる」

 

という詩の一節が何度か出てくる。

その度に自分はどうだろうと考えさせられ、

考える。

 

 

20年ほど前に読んだ時、

自分はどう思ったのか覚えていない。

 

 

だけど今回は、

「愛されたことを思い出す」と言うよりは

「愛されたことを思い出したい」と思った。

 

愛したことよりも

愛されたことを思い出したい。

ということは、

きっと自分は「愛したことを思い出すヒト」の

方なんだろうなと思った。